チェックイン機は機種や空港によって違いますし、又、出入国カードの内容においても随時変更されますのでご了承ください。
私たちも事前に調べたのとは違っていました。
ニュージーランド入国
飛行機の中で配られる入国審査カード(下記参照)には、持ち込むすべてがに対して記入義務があるので、食品(お菓子類など)もきちんと記入しましょう。
故意ではなくても申告漏れがあれば、即400NZドルの罰金が科せられます。
入国審査
到着後、Immigration(Passport Control)の順路に従って進み、入国審査カウンターに並び、記入済みの入国審査カードとパスポートを見せます。
機内預け手荷物の受け取り
入国審査後、掲示モニターで乗って来た便名からターンテーブル番号を確認して、荷物受け取りテーブル(Baggage Claim)で自分の荷物を受け取ります。
すぐに荷物が破損していないか確認し、破損している場合や紛失の場合も、乗ってきた航空会社の窓口へ届け出ましょう。
税関・検疫
荷物を受け取ったら、申告するものがない場合は緑の出口へ、物品や現金など申告するものがある場合は赤の出口へと進みます。
検査官に入国審査カードとパスポートを見せて、申告のない人はこれで終了ですが、申告のある人は持ち込む食品を申告します。
この時、品物について聞かれる場合があるので、英語で答えられるようにしていれば安心です。
荷物はすべて、食品検査用のX線にかけられます。
※ニュージランド税関(ホームページ):http://www.customs.govt.nz/Pages/default.aspx
免税の範囲
17歳以上の旅行者は下記の範囲で免税となります。
ワイン、ビールは4.5l(750ml×6本)まで、その他のアルコール飲料は1125ml×3本まで、タバコ(紙巻タバコ200本、葉巻50本、その他)までで、合計金額が700NZドルまでで、レシートの提示を求められることがあります。
700NZドルを越える場合は申告が必要です。
持ち込みが禁止または規制されている物品
動物の皮、毛、糞、羽、骨やサンゴ、卵、貝殻を使用した製品や果物、野菜、肉、乳製品などの生鮮食品、植物の種などを使用した製品。
※詳しくは上記ニュージランド税関(ホームページ)をご覧ください。
入国カード記入例
- Flight Number(搭乗便名)⇒NZ123
- Aircraft seat number(座席番号)⇒35A
- Overseas port where you boarded THIS aircraft(搭乗地)⇒TOKYO
- Passport Number(パスポート番号)⇒AB1234567
- Nationality as shown on passport(国籍)⇒JAPNESE
- Family name(姓)⇒TEINEN
- Given or first names(名)⇒TAIKO
- Date of birth(生年月日)⇒(日/月/年)day12 month12 year1952
- Country of birth(出生国)⇒JAPAN
- Occupation or job(職業)⇒OUT OF WORK
- Full contact or residentinal address in NZ(ニュージーランドでの滞在先、ホテル名など)⇒TEINEN HOTEL
- E-mail(eメール)⇒△△△△△△△
- Mobile/phone number(携帯電話/電話番号)⇒06△△△△△△△
- How long do you intend to stay in NZ(ニュージーランドでの滞在期間は?)⇒14 days
- If you are not staying permanently what is your MAIN reason for to NZ?(ニュージーランド入国の主な目的は?)⇒holiday/vacation(休暇/観光)にチェックを入れる
- In which country did you last live for 12 months or more?(最後に1年以上住んでいた国は?)⇒JAPAN、prefecture(都道府県)⇒OSAKA、postal code(郵便番号)⇒5901234
- Last the countries you have been in during the past 30 days?(過去30日以内に訪れた国は?)⇒Thailandなど
- Do you know the contents of your baggage?(荷物の中身を把握しているか?)⇒Yesにチェック
- Aer you bringing into NZ(下記のものを持ち込んでいるか?)⇒チェックを入れる
- Any food(食品)
- Animals or animal products~(動物及び動物製品=肉、ハチミツ、羽根、皮類、羊毛なども含む)
- Plants or plant products~(植物及び植物製品=果実、野菜、花、葉、種、球根、木材、わら等)
- Animal medicines~(動物への薬剤、生物培養物、土壌、水)
- Equlpment used with animals plants or water~(釣りやウオータースポーツで水に触れたもの)
- Outdoor sports or hiking~(キャンプ用品や登山靴など土がついているおそれのあるもの)
- In the past 30 days (while outside NZ)have you visited a forest,had contact with animals (except domestic cats and dogs)or visited properties that farm or process animals or plants(過去30日以内にニュージーランド以外で森へ行ったり、飼い猫や飼い犬以外の動物と触れ合ったり、食肉や植物の処理場を訪れたりしましたか?)⇒チェックを入れる
- Are you bringing into NZ(下記のものを持ち込んでいるか?)⇒チェックを入れる
- Goods that may be prohibited or restricted~(禁止、制限されているもの)
- Alcohol over the personal concession~(個人の免税額を超えるアクコール、タバコなど)
- Goods obtained overseas~(個人使用目的の700NZドル以上の品物)
- Goods carried for business or commercial use ~(ビジネス、商用目的の品物)
- A total of NZ$or more in cash ~(1万ドル以上、または同等の外貨)
- Are you coming to NZ for medical treatment or consultation(治療または出産のために訪れるのか?)⇒チェックを入れる
- Have you hold a visa go to 9(ビザを持っている人は9(26)へ)⇒3ヶ月以内の滞在者はチェックを入れなくてよい
- Have you ever been sentenced to 12 months or more in prison,or been deported or removed from any country?(刑務所で12ヶ月以上の服役、もしくは国外への追放、移送をされたことがあるか?)⇒チェックを入れる
- I declare that the infomation Ihave given is true,correct and complete. signature(署名)⇒パスポートと同じ字体で署名する
- date of departure日付(出発日)⇒19/4/2014
ニュージーランド出国
空港へは余裕をもって、遅くても2時間前には到着するようにして、チェックイン(搭乗手続き)を自動チェックイン機、または、航空会社のカウンター(ビジネスクラス以上、プレミアムカードを持っている人)で済ませましょう。
出国カード(2階のセキュリティーチェック入り口かインフォメーションにある)に必要事項を書き入れ、セキュリティーチェック(出国審査)でパスポートとボーディングパス(搭乗券)を見せてチェックを受けます。
出国カード記入例
- Flight Number(搭乗便名)⇒NZ99
- departure Date(出発日)⇒19/4/2014
- Nationality as shown on passport(国籍)⇒JAPANESE
- Passport Number(パスポート番号)⇒AB1234567
- Date of birth(生年月日)⇒(日/月/年) day XX / month XX / year XXXX
- Are You,or until today were you,living working or staudying in New Jealand for 12 mounths or more?(12ヶ月以上ニュージーランドに住んだり、働いたり、勉強したりしましたか?)⇒Yes またはNoにチェックを入れ、Noの人は13番へ進む
- 13⇒Tick here to declere that you have(あなたが以下のことを申告するならチェックを入れなさい)→read and understood the statements on the back of this card(このカードの裏面に書かれてあることを読んで理解した)→given information that is true,correct,and complete.(記入内容は、真実であり、正確であり、また完全である)
免税品の受け取り
オークランドとクライストチャーチの空港では、市内や空港内の免税店で買った品物は空港の免税品受け取り所で受け渡されます。
出国審査が終わった後、商品受け取りカウンターに寄り、レシートを見せて商品をもらいますが、非常に込み合いますので時間に余裕を持って行きましょう。
リコンファーム
ニュージーランド航空を利用の場合は必要ありませんが、航空会社によっては帰国便のリコンファーム(予約再確認)が必要な航空会社があります。
出発の72時間前までに航空会社へ連絡を入れる必要があるので、日本出発前のチェックインの時に確認をして、もし必要であれば入れるようにしましょう。
出国税
クライストチャーチ、ウエリントン、クィーンズタウン、ロトルアなどの国際空港から出国する場合、12歳以上の人には、空港で25NZドルの出国税の支払いが義務付けられています。
ただし、オークランド国際空港からの出国においては支払いの必要はありません。
出国税は現金またはクレジットカードでの支払が可能です。
日本入国
機内で ‘携帯品、別送品申告書’ のカードが配られますが、以前は申告する人だけでしたが、現在は、すべてのひとが対象となり、家族が同時に審査を受ける場合は、代表者が申告書(1枚でよい)を書き、家族の人数を記入します。
飛行機が到着すると、まずパスポートを提示し入国審査を受けて、生鮮食料品などを持ち帰った人は検疫カウンターで検査を受けます。
そして、機内預け手荷物(スーツケースなど)を受け取り、税関で ‘携帯品、別送品申告書’ を提出します。
別送品がある人は2通提出し、確認印が押され1通返されますが、後日、別送品を受け取る時に必要なので失くさないようにしましょう。
免税範囲を超えている場合には、用紙をもらい窓口で税金を払いましょう。
※ 日本税関(公式ホームページ):http://www.customs.go.jp
又、動植物や肉の加工品は検疫を受ける必要があります。
※ 動物検疫所の(公式ホームページ):http://www.maff.go.jp/aqs/
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日本出国
パスポート、クレジットカード、現金、飛行機のチケット、各種予約したコピーは忘れずチェックして、空港へは余裕をもって、少なくとも2時間前には空港に着くようにしましよう。
手荷物について
機内預け入れ手荷物と持ち込み手荷物については各航空会社で異なり、また、国内線と国際線でも異なるため、‘ニュージーランド国内交通’ の利用される航空会社のホームページでご確認ください。
※ANA(ホームページ):http://www.ana.co.jp/
※JAL(ホームページ):http://www.jal.co.jp/dom/
チェックイン
航空券を持っていて、セルフチェックイン機を利用しない場合は、各航空会社カウンターでパスポートと航空券と機内預けの荷物を係員に渡し、チェックイン手続きを受けます。
eチケットの場合、従来型の紙から電子的に保管される様式に変更され、国際線やニュージーランド国内線でもセルフチェックイン機で各自がチェックインの手続きを行う方法がとられている場合があります。※下記参照
各航空会社のチェックインカウンター前には、セルフチェックイン機が並んでいるので、そこで必要事項を入力し、最後にボーディングパス(搭乗券)が発券されるので必ず取り、機内預けの荷物は近くの荷物カウンターなどで預け、クレームタグ(受託荷物引き換え書)を受け取ります。
セルフ・チェックイン
空港の出発フロアーには各航空会社のチェックインカウンターが並び、セルフチェックイン機が設置されていますが、コードシェア便(共同運航便)を利用する場合や、パスポートと予約の名前が一致しないなど、状況によりセルフチェックイン機での手順が 進まない時は、係員に聞くかチェックインカウンターに行き手続きをします。
操作方法
セキュリティーチェック(手荷物検査)
出国検査に行く前にセキュリティーチェックを受けますが、手荷物で機内へ持ち込めるものと、出来ないものがあります。
X線によって影響がでるもの、フィルム、カメラ、パソコン、携帯電話、バッテリーなどは手荷物として持ち込みましょう。
ライター(一人1つまでオーケー)などの火気類やスプレー、100mlを越える液体やジェル状の物は機内預け入れ手荷物(スーツケース)へ、それ以下のものは透明ナイロン袋へ入れて機内持ち込みができます。
※ 国土交通省の公式(ホームページ):http://www.mlit.go.jp/koku/index.html
そして、身に着けている貴金属類は、はずしてトレイへ、フィルム、カメラ、ビデオカメラ、パソコンなどもトレイに入れて別に検査を受け、ジャケットや靴も脱いでトレイへ入れ検査を受けます。
税関
外国製のカメラ、貴金属、時計、バッグなど高価なものや新品同様な物は申告の必要がある(帰国時に外国で買ったものと判断され課税対象になる)ので、税関窓口へ行く手前に ‘外国製品の持ち出し届け’ の用紙があるので記入し、係官にその品物を見せます。
出国審査
パスポートと搭乗券を係員に提出し、出国のスタンプを貰って完了ですが、セキュリティーチェックで長蛇の列が出来る可能性もあり、時間が大幅にかかることもあるので、時間に余裕があっても早く済ましておくのが望ましいです。
搭乗
搭乗までは自由に免税店で買い物をしたりして過ごせますが、出発30分前には搭乗が始まるので、それまでには搭乗ゲート前にいるようにして、搭乗が始まればアナウンスの指示に従い、ファーストクラスから子供連れへと順にパスポートと搭乗券を係員に見せて機内へ。