今日の予定は、アロータウ(Arrowtown)ン→ワナカ(Wanaka)→ハース(Haast)トへの約220Km、約5時間の行程です。
ワナカ
カードローナからカードローナ・バレー・ロード(Cardrona Valley Rd.)を走ることおよそ30分、ワナカ(Wanaka)の町に到着です。
突き当たりを右折すればワナカ市内ですが、まず左折して、パンフレットでお馴染みのポプラ並木が美しいワナカ湖へ行きましょう。
もう1週間もすればここのポプラの紅葉ももっと進むのでしょうが、対岸のポプラはそのころには落ちてしまっているでしょうし、ベストのタイミングは難しいですね。
まだ10時過ぎなので、ここからワナカ湖の西岸を走り,マウントアルペインの山々が見えると言う、グレンドゥ・ベイまで行ってみます。
グレンドゥ・ベイ(Glendhu Bay)
グレンドゥ・ベイまでには、非常に厳しい環境のこの地でピノ・ノワールのワインを作っている ‘リッポン(RIPPON)’ ワイナリーのブドウ畑も道路から見えます。
グレンドゥ・ベイに着きましたが、お目当てのマウントアルペインの山々は残念ながら雲の中、これから行く方面なのでちょっと気がかりです。
グレンドゥ・ベイ・ホリデイ・パークには入園料が必要なようですが、キャンピング設備が整っていて、キャンピング・カーも何台も停まっていました。
帰る途中、狭い橋で白いワンちゃんと鉢合わせ、飼い主がそばにいなかったので出会った時はびっくりしましたが、少ししてかわいい女の子がロープを持っていたので一安心。。
ここまで走ってきても、景色も良かったので来る価値はあると思います。
ワナカ市内
ワナカの町は、ワナカ湖の一番南の端に位置し、町の北側に広がるロイス湾(Roys Bay)には、ヨットやクルーズ、フィッシングなどの船が停泊しています。
夏には賑わっていたであろう町も今は静けさを取り戻しつつある雰囲気で、水鳥たちもゆっくりお休みの様子です。
下の写真の通りは、ワナカの町の中心部の通りで、レストランやお土産屋さんが並んでいます。
湖畔のメインロードで赤いクラシックカーを見かけ、私は思わず声も掛けず、パチリ!
主人が「サンキュー。」とお礼を言うと、おじさんは親指をたてて「オーケー。」と誇らしげに通り過ぎました。
この先ホキティカの町まで大きいスーパーマーケットがあるのか分からないので、ここで買い物をして、お昼も買って、湖畔の景色の良い所で食べましょう。
パズリング・ワールド(The Puzzling World)
ワナカの町からアードモア・ストリート(Ardmore St.)を東へ、2Kmほど走った右手に突如、傾いた家が見えます。
パズルのテーマパークらしいですが、入園しないで写真だけ撮りましたが、ひとりが家を背負ったように腰を曲げて写せばよかったですね。
写真は主人に頼んで、わたしは車で休んでました・・ソーリー!。
ハーストへ
アードモア・ストリートから6号線へ入り北上を続け、ハースト(Haast)峠を越えてウエストランド地方へと入って行きます。
アルバータウン(Albert Town)の町を過ぎ、8Kmほど走るとハウェア湖(Lake Hawea)が見えてきます。
左の写真の手前にある植物は ‘キャベッジ・ツリー’ と言って、根はマオリの料理に使われていたそうです。 とハウェア湖。
向こうに見える湖はハウェア湖(Lake Hawea)です。
赤い実は ‘スイート・ブライアン・ローズ’ の実で、この写真を撮ったころはほんとに天気が良かったんですがねェ。
マカロラ(Makarora)
道はハウェア湖の西側を沿うように通り、今度は、ワナカ湖の東側へと移り、北へと伸びていきます。
そして、ワナカ湖の源流の一つのマカロラ川に沿って走るとワナカ地方最北の町マカロラ(Makarora)に着きます。
ここを過ぎると道は徐々に山を上りはじめ、マウント・アスピリング・ナショナル・パーク(Mount Aspiring National Park)へと入っていきます。
パークに入ると、6号線沿いを走るだけでもいくつかの滝に出会いました。
ファンテイル滝(Fantail Falls)
マカロラから走ることおよそ30分、ハースト川の源流辺りにある滝で、川原を水の音を頼りに歩いていくと見つけられました。
滝は白糸を垂らしたようで女性的ですが、山の緑に覆われて、聞こえるのは水の音だけで、すがすがしい気持ちにしてくれます。
滝の前の川原にはあちらこちらに石積みがしてありますが、意味はあるのでしょうか?それとも遊び?。
サンダー・クリーク滝(Thunder Creek Falls)
ハースト橋(Gates Of Haast)を渡り少し走ると左手にあるのがサンダー滝です。
木々に覆われた小道を進むと落差も相当ありそうな滝(右下)に出会えました。
滝もいいけど、この辺りには色々な種類の苔が、岩と言わず木と言わず生えていて、こんな苔生した巨木があったりします。
ちょっと森の雰囲気に違いはありますが、映画 'アバター’ に出てきた森のようで、もうすぐ62歳とは思えないこの軽やかな足取りになちゃいました。
聞こえるのは、小鳥の鳴き声と水の音だけ・・。
ハースト峠(Haast Pass)
ハースト峠からの眺め、遠くには雪を頂いた山が見えますが良いお天気です。
ここがハースト峠の最高点で、ここから道は下り坂、ウエストランド地方へ入って行きます。
ハーストの町が近くなってくるにつれて空模様が怪しくなってきて、ホテルを探すころには本降りの雨になってしましました。
ハートランド・ワールド・ヘリテージ・ホテル
ヘリテージと言うだけ会って、建物はヘリテージで、モーテル風に建ててあり、部屋の前に車を停めることが出来ます。
室内はシングルベッドが3つ、とても広くていいのですが、ちょっとライトが暗いです。
でも、ティッシュにコーヒーや紅茶、ティーポットはなどは揃っています。
今日の夕食はサーモンの巻き寿司です。
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レイク・ワナカ地方を走る
朝7、時食堂へ行くと、昨日のおじさんの奥さんが日本語で「おはようございます。」と挨拶して、朝食の用意をしてくれました。
テーブルはきれいにセッティングされて、美味しくいただきました。
奥さんは「今日はどちらへ行くの?」と聞いてくれたので、「ワナカからハーストへ行きます」と言うと「ハーストは何もないところよ」との返事です。
「次の日にフォックス氷河に行くので。」と言うと「フォックス氷河はナイス!」と言ってもらえました。
おじさんの英語はさっぱりでしたが、奥さんの英語は分かりました。
お二人にさよならをして、今日もがんばりましょう。
クラウン・レンジ・ロード(Crown Range Rd)
アロータウンからアロータウン・ジャンクション(Arrowtoun Junction)へと伸びる、センテニアル・アヴェニュー(Centennial Ave.)の辺りの景色も、ナイスです。
アロータウン・ジャンクションから6号線に入り、すぐに左折して風光明媚な景色を楽しみながら走れるクラウン・レンジ・ロード(Crown Range Rd.)を走り、ワナカの町を目指します。
左の地図で今日の行程を説明しますと、地図の中央最下部にあるアロータウンから、黄色い道のクラウン・レンジ・ロード(Crown Range Rd)に入りカードローナ(Cardrona)へ、まだ北上を続けワナカ(Wanaka)、ワナカからオレンジ色の道、6号線に入りさらに北上し、地図の中央最上部にある町ハースト(Haast)まで走ります。
ハースト側の水色は、オーストラリアとの間に広がるタズマン海です。
クラウン・レンジ・ロードに入り少し走ると、道路はつづれ折の坂道を右へ左へとカーブをきりながら上って行きます。
遠くに見えるのが、アロータウンの南西にあるヘイズ湖(lake Hayes)で、ここからの眺めも一見の価値がありす。
樹木の少ない岩肌の道を進んみ、ポプラの紅葉した木々が見えたと思ったら、スキーで有名なカード・ローナに着きました。
カードローナ(Cardrona)
カードローナのホテルが有名だそうで、お茶でも飲んで休憩、と本に書いてあったので、そうしようかなと思っていましたが、想像したようホテルではありませんでした。
アメリカの西部劇に出てきそうな、酒場風の建物で中が全然見えないので、入りづらかったですね。
宿泊施設以外建物が無さそうですが、ホテルの近くにちゃんと教会はあります。
教会でおトイレを借りようと入って行くと、きれいに掃除されたトイレの壁は、絵付きタイルで装飾されていました。