ワイタキ地方は、回りを南カンタベリー地方、マッケンジー地方、ウエストランド地方、中央オタゴ地方、ダニーデンの町などに囲まれ、東は太平洋から西はサザンアルプスまでの長靴のような形をしています。
中心となる町は、 ‘オアマル’ ですがオアマルの町についてはオアマルのページをご覧ください。
この地方は昔から石の文化の盛んな地域で、石に関する遺跡や景勝地もあり、変化に富んだ観光が楽しめる地方です。
オマラマ
8号線と83号線の交差するオマラマ(Omarama)の町は、マッケンジー盆地の南に位置し、町の入り口には大きな羊の像が設置されています。
この町の名前は、グライダーをする人々には、国内と言わず、海外にも知れ渡り、上昇気流の発生しやすいこの地には、グライダーでの滑空記録に挑戦をする人が多く訪れます。
また、周辺の渓流ではフィッシングを楽しむ人たちもいます。
この写真は、オマラマの東、オテマタタからワイタキ川を下ったところにあるアビモア・ダムです。
クロウ
クロウの(Kurow)の町は、オマラマとオアマルを結ぶ83号線の中ほどに位置し、ワイタキ川(Waitaki River)とハカタラメア川(Hakataramea)の合流点2つの川に挟まれた、美しい自然環境に恵まれています。
ツインブリッジ(現在工事中)が象徴のクロウの町から、ワイタキ川の下流部へは、川が幾重にも分かれ、川筋は網の目のように繋がっているため、国内で最もジェットボートのアクティビティに適していると言われています。
また、カヌーにも適し、トラウト・フィッシングの名所としても広く知られています。
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ワイタキ地方について
ワイタキ地方(Waitaki District)は、ワイタキ川(Waitaki River)に沿って走る83号線以南から、太平洋側のワイタキの町からワイコウアイティ(Waikouaiti)までの、イタリアによく似た形をしています。
主産業は農業ですが、冬になればオマラマの町の北にある、オハウ湖(Ohau Lake)のオハウ・スキー場(Ohau Sky Field)やクロウの町の近郊にあるアワキノ・スキー場(Awakino Sky Field)には多くのスキーヤーが集まります。