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クルーサ地方とケトリンズ・コースト

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クルーサ地方とケトリンズ・コースト

海に突き出た岬に建つ灯台 クルーサ地方はダニーデンの町とサウスランドに挟まれた地方で、日本人はなかなか訪れることの少ない、のどかな田舎の地方です。

また、バルクルーサ(Balclutha)の町から、インバーカーギルに至る海岸線 ‘ケトリンズ・コースト(Catlins Coast)’ には ‘サザン・シーニック・ルート(Southem Scenic Route)’ と名づけられた、見所に富んだ観光ルートがあります。

ケトリンズ・コーストは、映画‘ナルニア国物語’の撮影場所としても有名ですが、交通の便が悪い為か、日本を始め外国の団体客のみならず個人客も少なく、野生生物との遭遇を楽しみに、自然を満喫することができます。

ケトリンズ・コースト

クルーサ地方の地図 インバーカーギル(Invercargill)から東の町、バルクルーサ(Balclutha)に至る長さ約50Kmの海岸線は、ケトリンズ・コースト(Catlins Coast)と呼ばれ、切り立った断崖や深い森の風景は観光客を魅了します。

インバーカーギルとバルクルーサのiサイトにはケトリンズ・コーストの案内書や地図、そのルートの南観光ルート(Southern Scenic Route)についても案内書があります。

 ※Southern Scenic Route(ホームページ):http://www.southernscenicroute.co.nz

 ここを訪れるには、レンタカーもしくは、ダニーデンからケトリンズ・コーストを経由してインバーカーギルへ走るバス(Bottom Bus)を利用することになります。

高台から見たビーチ

バスも景勝地では停車したり、見所に立ち寄るなど、観光客に配慮をした運行をしてくれます。

 ※Catlins Coaster(ホームページ):http://www.travelheadfirst.com/catlins-coaster

 ※Bottom Bus(ホームページ):http://www.travelheadfirst.com/bottom-bus

ナゲット・ポイント

半円を連ねた欄干を持つ橋

この半円を連ねたきれいな橋のある、バルクルーサ(Baluclutha)の町からは、‘ザ・ナゲット・ロード’ の終点、オワカ(Owaka)の町からは、東へ約20Kmの所にある小さな岬の南側が、ナゲット・ポイントです。

水浴びするアザラシ
岩場に止まるうみ鵜

ナゲット・ポイントはゾウアザラシやイエロー・アイド・ペンギンなどの生息地として知られています。

 この岬の先端には1869年、海上交通の難所である、この海域の安全を守るために造られた灯台が建っていて、ニュージーランドでは、最も古い灯台のひとつに数えられています。

 駐車場から灯台まで約10分ほど歩くと、断崖の海岸線が左右に広がり、その岩肌に打ちつける荒々しい波を見ると、この海域の海の荒さが感じられることでしょう。

断崖から見下ろすと岩場にはアザラシが。

そして、断崖の下の岩肌を、目を凝らして見ていると、アザラシを見つけることができるでしょう。

ジャックス・ブロウ・ホール

背伸びする男性

オワカ(Owaka)の町の南東にあるのが、ジャックス・ブロウ・ホール(Jack's Blow Hole)と呼ばれる直径数十メートルの穴です。

海岸線から200m近く入った草原の中に、突如として現れ、深さ約55m、この穴は洞窟になって海岸まで続き、波の荒い満潮時には、この穴から水しぶきが吹き上がります。

ジャックス・ベイ(Jack's Bay)の車止めから牧草地を歩いて45分ほどかかります。

カセドラル・ケープ

NZのウミウ

オワカ(Owaka)の町の南西、パパトワイ・ナイアガラ・ロード(Papatowai Niagara Rd.)からプラット・ロード(Pratto Rd.)入り、終点の車止めから森の中を歩いていくと海岸に出られます。

海岸に出て、左手に30分ほど歩くと、断崖に、高さ30mにもおよぶ洞窟が二つ開いていて、二つの洞窟は中でつながっていて、入った洞窟と違う洞窟から出てこられるのです。

 海岸を歩けるのは干潮時に限っているので事前にチェックしていきましょう。

 また、メイン道路を挟んで反対側には ‘マクリーン滝’ と呼ばれる、水の落差はさほどありませんが、綺麗な滝もあります。

干潮時検索(ホームページ):http://www.cathedralcaves.co.nz/

キュリオ・ベイ

NZの砂浜 NZスラット・ベイでたたずむ男性

ワイカワ(Waikawa)の町から南西、ワイカワ・キュリオ・ベイ・ロード(Waikawa Curio Bay Rd.)終点、車止めから右手(南)の海岸へ歩くと、そこがキュリオ・ベイです。

一帯の水中には1億7000万年前(ジュラ紀)のものと推定される、化石化した巨木群があり、干潮時にはその姿を現します。

同種のものとしては世界最大級のもので、学術的に非常に貴重なものです。

また、岬の反対側の大きな湾、ポーポイズ・ベイ(Porpoise/bay)にはイルカ(ヘクターズ・ドルフィン)が回遊します。

スラット・ベイ

オワカの町から南東方向、ニューへブン・ロード(Newhaven Rd.)の終点、車止めから右手方向の湾が、スラット・ベイ(Surat Bay)で、波の音だけ聞こえる寂しい浜に、アザラシの姿を見つけられれば、喜びもひとしおです。

カニンバル・ベイ

NZの砂浜を高台から写す

スラット・ベイと半島を挟み、北側にある湾がカニンバル・ベイ(Cannibal・Bay)で、オワカハイウェーからカニンバル・ベイ・ロードに入り、海が見えれば、そこがカニンバル・ベイです。

カニンバル・ベイでは、スラット・ベイ同様にアシカやアザラシが生息していて、運がよければ砂浜で休む姿を見ることができます。

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