ニュージーランド旅行13日目・2014年4月17日(木)

マオリの戦士

 いよいよ南島にさよならして北島へ移動しますが、もう少し日数があれば、クライストチャーチ(Christchurch)から首都のウエリントン(Wellington)へ、列車と船を乗りついで、移動してみたかったのですが、とても時間がかかるので諦めました。

 そして、クライストチャーチからロトルアへのチケット代が、日本からの航空会社と同じNZエアーラインにすると、この区間を乗っても乗らなくても料金は変わらなかった、つまり無料だったので、徳した気分になりました。

 今日の予定は、クライストチャーチ国際空港(9:30発)NZ5374→ロトルア(Rotorua)国際空港(11:35着)→ロトルア市内までの行程です。

クライストチャーチ国際空港(国内線)

 朝起きて外を見ると、まだ雨が降り続いています。

送迎バス

 朝食にバナナだけを食べて、フロントへチェックアウトの手続きに行くと、送迎バスの準備もしてくれて、空港まで送ってもらいました。

国内線チェックイン

 セルフチェックイン機で手続きをしますが、国内線のためでしょうか、パスポートの提示は無くて、eチケットのバーコードをかざすと、「同伴者がいますね」と画面に出ます。

クライストチャーチ空港国内線

 YESで進めると、同伴者の名前が出て、同伴者から手続きし、荷物の個数(手続き中の人の荷物の個数)を入力するとチケットと荷札(タグ)が出てきました。

セルフチェックイン機

 今度は主人の分を同じように手続きしてチケットと荷札をゲットです。

 今まで自分たちでタグを付けたことがなかったので、いつも簡単そうに付けてもらってましたが、もし間違ったらと思い、隣にいた係りの人に聞くと笑顔で取り付けてくれました。

 スーツケースをスケールで量り20Kgまでと確認し、手荷物は7Kgまでなのでそちらも確認して、スーツケースを預けました。

スケール

 下の写真のバッグ・ドロップ(Bag Drop)の掲示のある所でスーツケースを預けます。

手荷物預け所

 国内線はセキュリティー検査がないので、あとは飛行機に乗るだけです。

朝食

 身軽になったところで食事ですが、空港にはコーヒーショップくらいしかなくて、パンとコーヒーが朝食です。

 ここのウエイトレスさんに「日本人ですか?」ときれいな発音の日本語で聞かれたので、日本人かと思い聞き返すと「シンガポール人」との返事でした。

 「日本のどこから来たの?」「大阪の近く。」「・・・?京都に近い?」「京都の南。」「和歌山は近い?」「京都と和歌山の真ん中。」とこんな会話をしました。

 大阪、知名度なし、和歌山にも負けてるよ~。

 そろそろ搭乗時間と思いながら、ゲート近くで待っていても案内放送は無く、やっと飛行機に乗れたのは45分遅れの10時15分です。

 このころにはクライストチャーチは晴れ間が覗き始めました。

機内とロトルア空港

 搭乗ゲートから外に出て歩いて飛行機に乗り込むのですが、他の乗客も撮っていたので、私も乗る飛行機をカメラで撮っていると、搭乗口にいたキャビンアテンダントに怒られました。

 どうして怒られたのか理由はわかりませんが、ユナイッテド航空なら「どうぞ、どうぞ」って感じでしたが、飛行機会社によるのでしょうか・・。

機内のようす

 今回のこのフライトはハプニングの連続で、乗る飛行機が遅れたのも初めてだし、乗り込むとパパといっしょの子供(3歳くらい)が、ママと席が離れていて泣き叫び、一向に泣き止まない(10分くらい)ので、キャビンアテンダントが私たちに席を替わってほしいと言いました。

 ママといっしょになってようやく泣き止みましたが、離着陸時は事故の確率が高いので、座席の変更は、ただ単に席を移動しただけではなく、手続きがあってたいへんなんだと思いました。

 他の子供連れ家族が、「空席がいっぱいあるし、私たちも離れているのでいっしょに座りたい」と言うとシートベルトサインが消えてからならオーケーだと言われてました。

 もうすぐロトルアかなと思っていると、機長からのアナウンスで「ロトルアは嵐で、今から飛行機が揺れますが、心配しないでください。」とありました。

 今まで何回も飛行機に乗りましたが、本当にこんなに揺れたのは初めてでした。

ロトルア空港

 1時間遅れで空港に到着しましたが、外は横殴りの雨で、飛行機のタイヤの写真を見ていただいたらお分かりになると思いますが、ヤッケを着ていても、飛行機から空港ビルまで走って移動する間にズボンは濡れてしまいました。

飛行機のタイヤ 飛行機

 空港から市内へはシティ・ライド・バス(黄色の車体)で行こうと思っていましたが、バス亭で待っていても濡れるし、iサイトの一番近くのホテルを予約しましたが、スーツケースを引っ張って歩くにはたいへんそうなのでタクシーで行くことにしてタクシー乗り場を探すことに。

マオリの人の像

 小さい空港内を2回行ったり来たりしましたが、いっしょに着いた乗客はだんだんいなくなってくるし、タクシー乗り場は見つからないし、表示もありません。

 インフォメーションも無いので、荷物の宅配業者の受付があったので、そこでタクシー乗り場を聞くと、「タクシーは会社へ電話して呼ぶのよ。電話はあそこにあるわよ。」と教えていただきましたが、電話で頼む自信が有りません。

 それで、「シャトルバスはないですか?」と訪ねると、「向こうにあるし、係りの人もいるわよ。」と教えてくれたので助かりました。

 しかし、シャトルバスのカウンターに来ても、係りの人はいないし、数人いた人たちも迎えの車やタクシーにのって次々いなくなりました。

 一人ご婦人がいらしたので、「ダウンタウンのプリンセス・ゲート・ホテルまで行きたいですが、シャトルバスはここで待ってたらいいですか?」と聞くと、「そうですよ。」と言っていただいたので安心しました。

 又、そのご婦人は空港職員を見つけてシャトルバスの時間を聞いてくれて「あと30分後にありますよ。」と教えてくれました。

 そうしていると、ご婦人が呼んだタクシーが来たようで、運転手が私たちが待っているところへやってきました。

 するとご婦人は、私たちに「いっしょに行きますか?」と聞いてくれたので、「お願いします。」と答えると、運転手に交渉してくれました。

 あまりニュージーランド・ドルを持っていなかった私たちは、ドキドキしながら乗っていたのですが、下りる時払った金額は、ご婦人が交渉してくれたように、メーターに表示された金額の20%オフの27ドルでした。

 何度もこの金額でいいのか確認しましたが、ご婦人は「これでオーケー」だと言ってくれました。

 ほんとに良い人にめぐり合えて感激しました。

プリンセス・ゲート・ホテル

 ロトルアのiサイト、非常にマオリ文化を感じさせる建物になっています。(下の写真)

ロトルアのアイサイト

 ロトルアのiサイトに、一番近いホテル、ということで選んだのがこのプリンセス・ゲート・ホテル(Princes Gate Hotel)で、少し年代を感じるホテルですが、ロビーの壁には多くの有名人が宿泊したらしく、写真が飾ってあります。

プリンセス・ゲート・ホテル ホテルの外観 プリンセス・ゲート・ホテルの玄関

 その他には、私の母の実家にあった、壁掛け式の、電話を掛ける時は取っ手を回し、電話機に付いている飛び出た円錐形のマイクに向かって話す形式よりちょっと進歩した型の電話機がありました。

昔の電話機 古い時代のレジスター機

 レジスター機なども、レトロ感いっぱいの品が展示されていて、昔を思い出しました。

 家にもこのような、足踏み式のシンガーのミシンがあたので、懐かしい。

足踏み式のシンガーのミシン

 部屋はプリンセスの部屋のような造りになっていて、ちょっと狭いですが、映画「風と共に去りぬ」のスカーレットの部屋(ちょっと言い過ぎ?)のようです。

ホテルのベッド ホテルの部屋のたんす ホテルのバスルーム

 深紅の絨毯が敷きつめられた吹き抜けの階段は、ちょっとギシギシ音がしますが、布の笠をかぶったシャンデリアが吊るされています。

布の笠をかぶったシャンデリア

 2階が私たちの部屋でしたが、男性(私たちよりもう少し若い)がスーツケースを2つ両手に持って階段を上がり部屋まで運んでくれたのにはびっくりしました。

 「ニュージーランドではチップはいらない。」と、インバーカーギルのモーテルのおじさんに言われてから、頭にチップの文字は抹殺されていて気がつかなかったのですが、後になって、渡せば良かったかなと思いました。

 ロトルアの空港には、お店が1軒も無かったのでお昼ごはんを食べていませんし、時間は2時半を回っているので、今たくさん食べると夕食が美味しくいただけないので、持っているお菓子で済ませました。

 マオリの ‘ハカ’ のダンスが見たくて ‘ミタイ・マオリ・ビレッジ(Mitai Maori Village)’ のディナー(マオリの伝統食=ハンギ)付きショウーを日本で予約してきました。

ロービーの暖炉

 でも、この嵐なので、ショーがあるかどうか分からないので、確かめてもらおうとホテルのフロント行き、予約していることを言うと、こちらが頼む前に電話を掛けて、確認してくれました。

マオリの文化を体感する

 ホテルのロビーで待っているとお迎えのバスがやって来ました。

 バスに乗り込むと、すでにかわいいお嬢さん(後にスイスの人たちと分かった)が2人座っていて、元気よく「ハロー」と声をかけてくれました。

 私たちの次に乗って来たご夫婦には、私たちと彼女達もいっしょに声を掛けましたが、ご主人は私たちを見て「ウッ」って感じに見えました。

 次々とホテルを周り、ツアー客を乗せて行きますが、このバスにはアジア系は私たち2人だけでした。

ハンギを作るようすを見る人々

 マオリビレッジに着いて、夕食のハンギ(芋や鶏肉の蒸し焼)の作り方の説明を受けて、マオリが太平洋を渡って来たと言われる、伝統の舟に乗ってのショウを見ます。

船に乗ったマオリの人

 その次は、マオリ文化の歴史や女性達による華麗なパフォーマンス、そしてラグビーの試合前に、ニュージーランドのナショナルチームが舞う、勇敢な戦いのダンス ‘ハカ’ のショーで幕を閉じます。

マオリ族の長 マオリ族のダンス

 そしてお待ちかねのディナーですが、ハンギだけではなく、いろいろな料理やスイーツも並べられ、バイキング形式での食事となります。

 私たちとテーブルを挟んで前には、バスで一緒のご夫婦が座られましたが、ご主人は違うテーブルへ座りたいようでしたが、指定なのでしかたなく座ったって感じでした。

 ご主人が飲み物を買ってくるまでの時間、奥さんが「何日くらい旅行してるの?」とか、私は「英語はあまり話せない。」など話していると、ご主人が帰ってきて開口一番「どこから来たの?」と聞かれました。

 「日本」と言うと、急に饒舌になり、奥さんが「ゆっくり話してあげて」と言っても変わらず、聞き取れたのは、どこに行っても中国人でいっぱいだから・・・仕事でタイにはよく行くけど日本は行ったことがない・・・」

 どちらの方か聞くと「アイランド」と言われたので「行ってみたい国です。」と言うと「5月か6月か7月がベストで、2年前には10月に凍結したことがあるからね。」、レンタカーで回ってみたいと言うと「グッド!」と言ってました。

 さて、食事が始まると司会の人が登場し、この人がすごくて、挨拶程度なら26ヶ国語が話せると言って、次々と国を聞いていきます。

 私も「日本」と答えると「ラスト侍のトム・クルーズと会ったことあるよ」と言ってました。

 楽しい食事にしていただいたので、お礼に折り鶴を渡そうと鞄をみると、折った鶴がありません。

 それで、その場で折りだすと、同じテーブルのスウェーデンから来ている青年が「折り紙」と言って、「同じテーブルの女性たちに折ってあげて!」と言われたのですが、時間がなくて3つしか作れませんでした。

 私が「手が震える~」と言うと、前の奥さんが「みんなが見てるからね。」と言うので顔を上げると、他のテーブルの人たちも見ていました。

 アイスランドの奥さんに、もう一つはお隣のアメリカの妊婦さんに「赤ちゃんに。」と言って渡すと、「赤ちゃんが幸せになれるのよね。」と言って喜んでくれました。

 そして最後は歩きながら折ったので「上手に折れなかったけれど。」と言ってスウェーデンの青年に渡すと「個性的なのを有り難う。」と言って喜んでくれました。

 食事もショーも良かったけれど、同じテーブルの人たちと仲良くなれたのが良かった。

 つくづく、「英語がしゃべれたらもっと楽しかっただろうね。帰ったら英語勉強しよう。」と主人と話す次第です。

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