オアマル

NZのオアマルの町の旧郵便局

 オアマルはオタゴ地方北部の町で、クラいストチャーチから南へ約350Km、車で約4時間、ダニーデンからは北へ116Km、車で約1時間40分の海岸沿いに位置し、オアマルストーン(石灰岩)を使った美しいビクトリアン建築の建物で有名な町です。

 また、郊外にはブルー・ペンギンやイエロー・アイド・ペンギンなどのコロニーもあり、ペンギンの観察が簡単に出来るのもこの町の魅力です。

オアマルへのアクセス

NZのワイタキ地方の地図

 オアマルへは、レンタカーを利用する以外では、クライストチャーチとダニーデン間を結ぶ主要な長距離バスが、途中停車するので、それを利用するのが一般的です。

 ※長距離バスについては ‘ニュージーランド国内交通 ’のページ参照。

市内の見所(オアマルストーンの建築物)

オアマルの教会

 オアマルには1853年、イギリスから最初の入植者が到着、以来、この地にあるオアマルストーン(石灰岩)を使った建築物が多く建てられました。

 クライストチャーチのカトリック教会を初め、各地の有名建築物がオアマルストーンを使って建てられています。

 毎年11月にはビクトリアン・ヘリテージ・セレブレーション(Victorian Heritage Celebrations)が催され、その時は町全体が19世紀に逆戻りしたかのように、ビクトリアン時代一色に染まります。

 ※iサイト(観光案内所):http://www.visitoamaru.co.nz

旧郵便局(First Post Office)

 テームズ・ストリート(Thames St.)を挟んで、iサイト(観光案内所)の反対側に建つ、ひときは目立つ建物が、かつての郵便局(First Post Office)で、隣には1864年に建てられた初代郵便局が有り、現在は‘The Last Post'と言う名前のレストランになっています。

ナショナル・バンク(National Bank)

 iサイトの川を挟んだ北側の建物がアート・ギャラリーで、その隣の建物がナショナル・バンク(National Bank)です。

 両方の建物共、ダニーデンの建築家、ロバート・ローソンの設計で、ナショナル・バンクは、1871年にオタゴ銀行のオフィスとして建てられましたが、1875年よりナショナル・バンクの所有になりました。

       

セント・ルーク英国国教会(St Luke's Church)

 テームズ・ストリート(Thames St.)の南の端、イッチョン・ストリート(Itchen St.)とティーズ・ストレート(Tees St.)の角、iサイトの斜め向かいにあるのが、1866年いたてられた、セント・ルーク英国国教会(St Luke's Anglican Church)です。

 独創的な三角屋根が印象的な教会です。

ハーバー・ストリート(Harbour St.)

建物と気球のオブジェ

 まるで19世紀のヨーロッパに迷い込んだような、そんな感覚にさせてくれるハーバー・ストリートでは、道の両側には石造りの建物が並び、中には石細工の工房やウイスキー・バーがあったりと、ちょっと立ち寄ってみるのもいいものです。

タイン・ストリート(Tyne St.)

 ハーバー・ストリートと同じくタイン・ストリートも歴史を感じさせる建物が並んでいます。

ペンギン観察

 町の南には希少な2種類のペンギン・コロニーがあって、市内からはタクシーやシャトルバスを利用して手軽に見学に行くことができます。

ブルー・ペンギン・コロニー(Blue Penguin Colonies)

 町の中心から南へ歩いて約20分の所にあるのがブルー・ペンギン・コロニーで、日本では ‘コガタペンギン’ として知られ、体長30cm~40cmの世界一小さなペンギンです。

 コロニーにはペンギン達を観察できる展望地が設置してあり、夕方、漁を終え巣箱に戻るペンギン達を観察することが出来ます。

 季節ごとに観察できる時間が違うので、予めiサイト(観光案内所)で掲示される時間を確認しておきましょう。

 ※ブルー・ペンギン・コロニー(ホームページ):http://www.penguins.co.nz

イエロー・アイド・ペンギン・コロニー(Yellow Eyed Penguin Colonies)

 市内から約3Kmで、ブルー・ペンギン・コロニーと同じ半島の南側のブッシー・ビーチ(Bushy Beach)にあるのが、イエロー・アイド・ペンギン・コロニーで、ペンギン達が海に出る日の出ころと、帰ってくる15:00~日没まで観察できる。

 観察はがけの上の観察小屋からしか許されておらず、物音、光には特に敏感なためカメラのフラッシュもダメで、夕方以降は海に近づくことも許されていません。

 観察時期は夏季で無料です。

郊外の見所

 オアマル周辺には、長い年月をかけ風化した独特の景色が見られたり、化石が出土したりと興味のある方には見所がいっぱいです。

エレファント・ロック(Elephant Rocks)

巨岩軍と女性

 オアマルから1号線を北上し、プケウリ(Pukeuri)で83号線に入り43Km走り、黄色い看板が見えたら左折、しばらく牧草地帯を走ると、ライムストーン(石灰岩)できた巨岩の群れが見えてきます。

 エレファント・ロックは、映画 ‘ナルニア国物語の第1章ライオンと魔女’ の撮影現場になったことで一躍有名になりました。

マエレフェヌア(Maerewhenua)遺跡/タキロア(Takiroa)遺跡

タキロア遺跡の案内看板

 マエレフェヌア遺跡とタキロア(Takiroa)遺跡はマオリ・ロック・アート遺跡を語る上でとても重要で、ヨーロッパ人がこの地に来た18世紀以前に描かれたと思われる絵が残されています。

タキロア遺跡にある巨岩

 タキロア遺跡は1850年の考古学的文献に名前が登場するなど重要な遺跡で、その周辺からは18世紀以前に絶滅した飛べない巨鳥 ‘モア’ や、固有種の ‘ウズラ’ などの鳥類の骨も発見されています。

 オアマルからは83号線を北西に約40Km走り、東へ3Kmほど走ったところにあります。

モエラキ・ボルダー(Moeraki Boulders

大きな丸い石と坊主頭

 オアマルから海岸線を南へ約40Kmの所に、マオリの伝説で ‘沖に沈んだカヌーから流れ着いた食料の籠’ と語られる ‘お椀’ を伏せたような、巨大な石が海岸にごろごろところがています。

 この巨岩は、海底に沈殿する化石や骨のかけらになどに、約6000万年もの歳月をかけて海中の鉱物の結晶が均等に付着し現在の大きさまで成長したもので、 かつては、海中にあったものが、地形の変化によって地上に姿を現したものです。

 コースト・ライン・ツアーズが往復のバスを運行しています。

 ※Coast LIne Tore(ホームページ):http://www.coastline-tours.co.nz

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