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マッケンジー地方とレイク・テカポ

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マッケンジー地方とレイク・テカポ

満天の星の下の善き羊飼いの教会 マッケンジー地方には大きな湖が2つあり、ひとつがテカポ湖で他のひとつがプカキ湖です。

ターコイズブルー色のテカポ湖は、サザンアルプスの東の高地にあり、季節を問わず、絵に描いたような美しい姿を見せてくれます。

ニュージーランドの中では、年間を通して最も雨量が少なく、天体観察に適していることから、世界最南端のマウント・ジョン天文台があります。

レイク・テカポ

テカポ湖の風景 レイク・テカポ(Lake Tekapo)では、地域開発よりも、この美しい満天の星空を残そうと、一人の日本人による、十数年に及ぶ住人への懸命な説得と活動が実を結び、現在、町を挙げて ‘世界自然遺産’への登録運動を展開しています。

 マッケンジー地方によく生息している、スイート・ブライアン・ローズの実で、春にはピンクのかわいい花をさかせる。

テカポ湖の岸で見つけた赤い木の実

アクセス

マッケンジー地方の地図

レイク・テカポは、クライストチャーチの南西約230Kmに位置し、車では3時間30ほどかかります。

レンタカー以外でこの地を訪れるには、定期長距離バスを利用するか、ツアーバスを利用するかになります。

定期長距離バスのインターシティ/ニューマンズ・コーチラインズは、クライストチャーチとクイーンズタウン間を1日1往復運行していますが、その途中レイク・テカポに停車します。

 ※インターシティ/ニューマンズ・コーチラインズについては、‘ニュージーランド国内交通’ のページ参照。

レイク・テカポの見所

レイク・テカポには星空だけではなく、ターコイズ・ブルーの美しい湖もそうですが、下記の見所もあります。。

善き羊飼いの教会

善き羊飼いの教会tと男性

1935年、ヨーロッパからの開拓民によって建てられたこの教会(Church of the Good Shepherd)は、テカポ湖畔に佇む石造りの教会で、外観の素朴さが、より開拓民の信仰の篤さを感じさせています。

善き羊飼いの教会前の庭にいた鴨

この教会の大きな特徴は、祭壇奥に設けられた窓で、この窓からはサザンアルプスに囲まれてたテカポ湖が、一幅の絵を見るごとく眺められ、この教会を訪れた人の心を魅了します。

 教会の周りではこんなかわいい鴨たちに会えるかも。

バウンダリー犬の像

NZのバウンダリー犬の像

教会のすぐそばには、開拓民がこの地を開拓するにあたり、苦労を共にし、活躍してくれた犬たちへの感謝の意を込めて造られた、牧羊犬のブロンズ像があります。

バウンダリー犬の像(Boundary Dog Statue)のバウンダリーとは、境界監視人の意味で、この言葉を聞いただけでも、羊たちが境界を越えないように、牧羊犬が、必死に走り回って仕事をする姿が目に浮びます。

2頭のヒツジたち

 犬の像を見ると、犬種はボーダーコリーのようですが、イギリスから連れてきたボーダーコリーはこの地の過酷な自然環境には適しなかったので、ボーダーコリーとグレイハウンドの雑種が現在は牧用犬として活躍しています。

レイク・テカポのアクティビティ

レイク・テカポの近くの景色

レイク・テカポ周辺には複数のトラッピングコースがあり、標高1031mに建てられたマウント・ジョン天文台へのコースもあります。

その他、フィッシングや遊覧飛行、カヌーやカヤックも楽しめ、町についたら、まず、iサイト(観光案内所)で情報収集をしましょう。

レイク・テカポ周辺は雨天の少ない地方ですが、雨の日ももちろんですがあるので、マウント・ジョン天文台で是非と思われる方は日数に余裕を持たせてください。

スター・ウオッチング・ツアー

世界自然遺産の登録を待つ、この地のお勧めのアクティビティが、スター・ウオッチング・ツアー(Star Watching Ture)です。

日本語での解説を聞きながら、マウント・ジョン天文台で南半球の星座についての勉強ができます。

※アース&スカイ(ホームページ):http://earthandsky.co.nz

トラウトフィッシング

湖と杉の木

ベンモア湖

フィッシングガイドが条件にあったポイントに案内してくれるので安心。マッケンジー地域のトラウトフィッシングのシーズンは11月~4月です。

 ※Lake Tekapo Flyfishing(ホームページ):http://www.laketekapoflyfishing.co.nz

レイク・プカキ

テカポ湖とプカキ湖の間にあるアイリッシュ・クリーク レイク・テカポからクロムウェル(Kromuwel)方面のレイク・プカキへと8号線をへ進むと、今まで山間の道が広々と開けたアイリッシュ・クリークを走りぬけます。

北海道のまっすぐな道を思い浮かべていただければ想像できると思います。

プカキ湖とそれを囲む山やま

 レイク・プカキ(Lake Pukaki)はレイク・テカポの南西、約40Kmに位置し、テカポ湖を一回り大きくした湖で、国立公園アオラキ/ マウント・クックへと続く80号線が湖の西側を走っています。

プカキ湖iサイトにあるヒツジの像と女性

 この辺りではトラウトサーモンの養殖が盛んで、プカキ湖入り口にあるiサイトではサーモンの刺身やお寿司も販売しています。

トワイゼル

湖とそれを囲む山やまトワイゼル(Twizel)の町は、ルアタニファ湖(Lake Ruataniwha)に程近い、国道8号線のマウント・クック国立公園やマッケンジー盆地の探索に便利な場所にあります。

ここでは、マウンテンバイク、スキー、乗馬、登山、カヤッキング、ハイキングなどのアクティビティの拠点となっていて、数々の登山道や遊歩道が整備されています。

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