そして午後には日本へ、トルコ航空のコンフォートシート(プレミアムシート)で帰ります。
どんな機内食が出るか、ちょっと楽しみです。
暑さのためか長く感じた今回の旅行、早く帰ってゆっくり休みたい気分です。
イスタンブール観光
旅行中にトルコの大統領選挙があったせいかも知れませんが道路が国旗で飾られていました。
朝夕の交通渋滞は相当なのでタクシーなどの利用は避けたほうが良いようです。
2階建ての陸橋を潜ったのですが、道路の両脇の1階も2階も自転車屋さんで、陸橋内は自転車で埋め尽くされています。
ローマ帝国時代の水道橋跡です。
スペインでもポルトガルでも、もちろんイタリアでも形は同じで、ローマー帝国の大きさを感じますね。
旧市内を走っているとブルーモスクがよく目に付きます。
綿菓子やさんだと思いますが、お兄さんが担いで売り歩いています。
ツアーでご一緒した一番若いご夫婦で、とても美しい奥様はご主人を「殿」と呼ばれてるそうで、とっても爽やかな品のあるご夫婦でした。
昼食
トルコ最後の食事は、お好み焼きに似たパンでした。
お味はちょっと記憶にありません。
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グランド・バザール
屋根付き商店街という意味だそうで、入り口も数箇所あり中に入ると迷路のように道が入り組んであり、来た道を覚えておかないと迷子になってしまいます。
通路によって貴金属店や絨毯、陶器など分かれています。
値段は交渉次第で、本物か模造品かなども定かではないので、買い物は十分慎重にしないといけないそうです。
一度お金を払って店を出てしますと返品や交換には応じてくれない場合が多いし、日本へ輸送をお願いしても買った同じものが届く保障もないし、送ってこないこともあるようです。
ここはバザールの入り口のゲートの一つです。
アタチュルク国際空港で
イスタンブールにあるアタチュルク国際空港、着いた時は気が付かなかったのですが、出国の手続きをしていてこの空港の汚いことにびっくりしました。
今まで訪れた空港のなかで一番の汚さです。
紙くずがカウンターやスーツケースを載せるベルトコンベアーの下へ無理に押し込んだのでは、と思えるほどつっこんでありました。
今回の旅行は、ツアーに参加された方は良い人ばかりだったのでとても幸せだったのですが、トルコ人のガイドさんに良い印象を抱かなかったのでトルコの印象はもうひとつかな。
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イスタンブール自由行動
イスタンブールは外務省の渡航情報ではイエロー地域で安全な町とは言えないようです。
隣国のシリアの不安定情勢のため、イスタンブールにはシリア難民が100万人以上流入していて、スリや引ったくりなどの軽犯罪が多発しているそうです。
ですから、わき道などには入らず安全に心がけますが、今日の自由行動は、渋谷のご夫婦とご一緒できることになりとても心強いです。
本当は外出していても10時にはホテルに戻らないといけないところ、ご主人が添乗員さんに交渉して下さって、リュステム・パシャ・モスクでオプショナルツアーの方達と合流できるようになり時間に余裕が出来ました。
私たちだけならそんな考え浮かばなかったでしょうね。
トラムに乗ろう
7時45分ホテルを出発です。
ホテル前からトラムに乗ってガタラ橋に行きます。
ホテル前のトラム(1乗車4トルコリラ)の自販機は紙幣のみしか買えなかったので、昨夜御殿場の奥様に両替していただいていてほんとに良かったです。
お金を入れてトラムの券売機の緑のボタンを押す。
トラムの券売機からコインを取る。
ガタラ橋方向はホテルと反対側にある乗り場なので間違わないように。
トラムの改札機にコインを入れる。
トラムの中はほぼ満員でしたが、しゃべっている人は誰もいなくて、おしゃべりしていたのは私たち4人だけでした。
ほとんどの男性が髭を生やしちょっと怖い顔つきの人が多いし、しゃべり声もしないので異様な雰囲気に感じましたが、途中で私がぐらついて隣の男性に当たったので謝ると二コッとしてくれました。
ガラタ橋(Galata Bridge)
ガラタ橋近くのエミニョニュ(Eminonu)駅で降りて、長さ490mのガラタ橋へ。
ガラタ橋は2階建ての橋で、1階にはレストランが並んでいて、食事しながら行きかう船が見られます。
1階の通路を歩いて渡っていると上から魚釣りの糸がたくさん垂れ下がっています。
2階の車道脇の歩道にはたくさんの釣り人が糸を垂らしています。
アジのような小魚が釣れていました。
金角湾(Halic)
ヨーロッパサイドのオールドシティ方向から新市街方向を見る。
金角湾に浮ぶ船とモスク。
ボスポウラス海峡(Bosporus)
イスタンブール市はボスポウラス海峡によってヨーロッパサイドとアジアンサイドに分けられています。
ボスポラスとは「牝牛の渡渉」という意味で、ギリシャ神話の中で、ゼウスが妻ヘラを欺くため、不倫相手のイオを牝牛の姿へ変えるが、ヘラはそれを見破り、恐ろしいアブ(虻)を放った。
そのためイオは世界中を逃げ回ることになり、牛の姿のままこの海峡を泳いで渡ったとされているそうです。
アジアンサイドの家並みです。
ニュー・モスク(New Mosque)
ガラタ橋のすぐそばに建つニュー・モスクの中庭でミルクを飲む猫。
ミルク入れを下に置いてほしかったよね。
ニュー・モスクの中庭。
ニュー・モスクのドームの中、きれいなモスクでした。
リュステム・パシャ・モスク(Rustem Pashs Mosque)
エジプシャン・バザールの中を通ってリュステム・パシャ・モスクへ行きます。
ここはグランド・バザールとは違い屋根はなく、道幅も3mほどしかありません。
そんな細い道にはたくさんの人が歩いているのに車が入ってきます。
商品を店に納品するようですが、私たちを見たある店の叔父さんが、有り難いことに危ないので店に入っておいでと言って手招きしてくれました。
下の写真、エジプシャン・バザールで見つけた銃砲店です。
お土産屋さんやアイスクリーム、ケバブなどのお店が並ぶ一角に銃砲店があるので、最初はおもちゃ屋さんと思ったくらいです。
バザールの道路を歩いてモスクの入り口を探していると、モスクの表示をお店の叔父さんが指差して教えてくれました。
細い通路を抜けるとそこはモスクの中庭でした。
外壁も内部もブルータイルの美しいモスクで、来た時は外人の観光客がいましたが10分もするといなくなり、私たち4人で独占です。
しばしモスクの脇に座って内部を眺めていると、なんとなく心が落ち着くような癒しを感じました。