今日は朝3時40分起床して、気球での空からのカッパドキア巡りツアーに参加します。
9時からはカッパドキア観光をします。
カッパドキア地方は10月末になると雪が降り、冬の間は道路の通行止めなどで観光が出来ないそうです。
カイマクル
カイマクルは11世紀に侵攻してきたイスラム教徒からの迫害を恐れたキリスト教徒により造られ、通路は狭くて太った人や閉所恐怖症の人は入れないので要注意です。!
天井も低いので体の硬い人(主人)も頭に注意が必要で、今回も頭から出血してました。
この地下都市は地下8階まで造られていて、入り口は200箇所くらいあり、食事は一日1回で炊事は煙による発見を恐れ夜遅く作ったそうです。
トイレは5000人が地下でするとたいへんなので、もちろん外で済ましていたそうです。
ワインも地下都市で作っていたそうです。
敵が攻めてきた時には、この大きな石の扉(写真下)を転がして入り口を塞いだそうです。
私も何度か頭をぶつけました。
人間の信仰心のすごさを見た場所でした。
カイセリ
カイセリの町の交差点で見つけたモニュメント。
赤土が採れることからレンガ工場や焼き物の工場が多く存在します。
初めて見つけたインフォメーションセンターです。
昼食
岩を刳り貫いた趣きのあるレストランでした。
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カッパドキア
4時間半ほどの睡眠で起床、顔を洗って化粧をしてと・・ここで口紅をバスタブの下へ落としてしまいました。
取ろうとしても取れないので諦めることにしてツアーへと出かけましたが、何だか幸先が良くないのでは・・・。
気球ツアー
バスで気球ツアーの会社へ、すでに多くの観光客がいました。
西洋の方は朝の早い時間でも食欲旺盛で、スナック菓子やビスケット、飲み物に果物が用意されているカウンターは長蛇の列です。
私たちは空いたころにコーヒーとバナナを貰ってきていただきました。
そして、バルーンに乗る時の注意や、籠の中での安全姿勢などをビデオを見て勉強も済ませました。
そろそろ時間なのではと思っていると、先ほど挨拶に来られたバルーン会社の日本人スタッフの方が来て、「風がちょっと強いのでもうしばらく待って下さい。風速10m以上は気球を飛ばしてはいけない規定があるので。」とのことです。
それから20分ほど待ったでしょうか、先ほどのスタッフの方が来て「飛べるかどうか微妙ですが、一応バルーンのところまで行ってみましょう。」と言われバスに乗って出発です。
でも、何だかイヤーな予感がします。
もしかして、ニュージーランドでの ‘氷河のヘリハイクツアー’ と同じく、出発寸前に悪天候の為中止ってことになるのでは・・・・。
予感は的中で、気球の乗車場まで来ましたが気球は畳まれたままで、やはり中止となりました。
カッパドキア観光
ホテルへ帰って食事を済ませカッパドキア観光に出かけます。
最初に訪れたのが ‘スリーシスターズ’ と呼ばれる岩です。
‘はとの谷’で見かけた木には ‘魔よけ’ のブルーの渦巻状の物が吊り下げられていました。
岩をくりぬいた家は冬は暖かく、夏は涼しいそうです。
世界遺産に登録されてからは岩を掘るのは禁止されている為、岩の家は高値で売買され、お金持ちが買ってレストランやホテルとして経営しているそうです。
私たちのホテル近くにワイン専門店があると聞いたので、渋谷のご夫婦と買出しに出かけました。
渋谷のご主人は英語が堪能でらして、ワイン選びや値段の交渉までしていただいてとてもうれしかったです。
途中、記念撮影中の花嫁さんと花婿さんに出会い写真を撮らせていただきました。
トルコの女性は綺麗な人が多いですよ。
ウチヒサール
ウチヒサールは ‘尖った砦’ と言う意味で、カッパドキアの中では一番標高の高いところに位置する町だそうです。
ウチヒサール砦です。
ウチヒサール砦の入り口にも多くの陶器屋さんがありました。
バスの中から見かけた消防自動車です。
陶器工場
モスクの壁などに貼り付けてあるトルコブルーのタイルは、とても美しいので1枚は買いたいと思っていましたが、手書きのものは15cm角くらいの大きさな物で1枚1万円くらいするので買うのをやめました。
トルコ商人は商売上手で、ツアーでは日本人客が多い店に行くためかどのセールスの人も日本語がぺらぺらで、執拗に交渉してきます。
陶芸の実演があったり、絵付け風景を見学できました。
トルコでは ‘繁栄の木’ と呼ばれる絵皿(写真左下)も人気があるそうです。
主人はお友達から頼まれていたお土産をタイルと決めたようですが、15cm角の手書きタイルは1万円以上と非常に高いし、店の人がしつこいし、価値が解ってもらえるか微妙だから「やめれば!」と言う私と喧嘩になってちょっとたいへんでした。
上下の皿はどれも直径60cm以上の大皿です。
絨毯工場
ここでも実演があり、トルコ絨毯の特徴の2回結び(ペルシャ絨毯などは縦糸に1回糸を結ぶ)が披露され、ここでも ‘トルコ商人恐るべし’ で、日本語ぺらぺらの販売人が、此方がああ言えばこう言われとしている間に根負けして、私は玄関マットを買ってしまいました。
ユルギュップ
ユルギュップにはいくつものキノコ岩が点在する場所です。
私と渋谷の奥様とは見学そこそこに、ここのお店(お店の従業員と一緒にパチリ)は信用がおけるらしく添乗員さんも買うと言うのでカシミアのスカーフを買うことにしました。
そうそう、ここで見たアイスクリームやさんにびっくり・・「アイスクリームいつ買うの・・今でしょ!」と言ってました。