今日は9月17日(火曜日)、旅行7日目にしてノルウェーの旅が始まります。
ノルウェーの人たちの第一印象はフィンランドのそれとは大いに違う感じがしました。
フィンランド人は初対面でも笑顔で接してくれてとてもフレンドリーですが、ノルウェーの人達も親切なのですが、初対面での笑顔はあまり見かけませんでした。
”北欧”と言ってもそれぞれに国民性は違い、気候、風土、地理的条件、歴史などで違いが出るのかな~と思いました。
さあ!昨日の予言通り今朝は快晴、トロムソの町に出かけましょう。
北欧旅行7日目(9月17日)の日程
終日、トロムソ(Tromso)市内観光
アムンゼン・モニュメント ➡ 北極教会 ➡ ストールシュタイネン ➡ ポーラリア(北極圏水族館)
トロムソ(Tromso)の町について
トロムソはノルウェーの北、北極圏にあり、北緯約70度、トロムソ島に有り、人口は約72,500人で北極圏最大の町です。
ここに顔は学生が1万人も学んでいる世界最北のトロムソ大学が有ったり、冬にはオーロラ観光の拠点ともなります。
町を見て回るだけなら徒歩でも大丈夫ですが、私達はストールシュタイネン山に行きたいのでバスを利用することにしました。
何度も乗るなら一日券100Nok(コンビニ、スーパー、バスオフィスで販売)がお得ですが、往復(2回)だけなら一緒なので一日券は買わずに乗車。
チケットは運転手さんから買いました。
ちなみに、一日券をバスの運転手さんから買うと110Nok(ノルウェークローネ)です。
下の写真の通りはHavnegataで、緑の39のビルとピザの店の前のバス停からストールシュタイネン行きのバスが出ています。
26番のバスに乗るといいでしょう。
町の建物の壁にはコマーシャルなのか?ただの落書きなのか分かりませんが、よくペイントしてあります。
アムンゼン・モニュメント
トロムソの町はこのアムンゼン像がある公園が中心です。
アムンゼンはノルウェーの偉大な冒険家で、北極を探検中に遭難したイタリア隊の捜索中に出向き、消息不明となり、トロムソ沖で彼の乗っていたラタム47のガソリンタンクとフロートが発見されたそうです。
像はもうすぐ来る冬に備えて雪囲いが施してあります。
アムンゼン像広場と左手にあるゴールドのビルが私達が滞在しているクオリティ・ホテル・サガです。
この広場の前が長距離バスの発着場で、手前の6角形のビルの左手少し行った所にインフォメーション(!)の入ったビルが有ります。
インフォメーション入口は坂を上った所ですが、1階にはバスの時刻表の電光掲示板が有ります。
日本では九州で見られるそうですが、こんなカラス(カササギ)もいました。
又、水かきが有るので海鳥だろうと思いますが、大きさはカラスの3倍くらいはあると思いますが、車の通りが有るにもかかわらず、悠然と歩いていました。
トロムソ教会
クオリティ・ホテル・サガの道を挟んで向かい側にはトロムソ教会がありました。
北極教会
トロムソの町の海を挟んで反対側にある教会で、教会内にある三角形のステンドグラスは有名だそうですが、今までに何か所も教会は見たので降りて見学する気になれず、バスの窓から見るだけにしました。
ストールシュタイネン山
お天気が良いのでトロムソの町を一望できる、ストールシュタイネン山(標高421m)へ出かけました。
Havnegata通りに有るバス停から26番のバスに乗り10分暗いかな?橋を渡るとくねくねした、時には陥没が有るような道を走り、車内アナウンスでロープウェイと聞こえたので降りることにしました。
ロープウェイの駅は山手側に有ります。
山頂の駅には展望デッキが有ります。
下の橋が全長1036mのトロムソ橋で、向こうがトロムソ島でこちらが本土です。
山頂からの景色です。
雄大で何とも気持ちがいいです。
何とも家がカラフルで可愛いい。
山頂はなだらかで、岩と高山植物でしょうか?花もちらほら見かけました。
主人は旅先で変わった石を見つけると持って帰りたがって、ここでもキラキラ輝く石を見つけてご満悦のようです。
スーツケース重たくなるナ~‼
ポーラリア(北極圏水族館)
ストールシュタイネン山を満喫した後、バスでもとのバス停まで帰って来ました。
次はスーパーを探しながらポーラリア(Polaria)へ。
スーパーを見つけたので入ってみると、アルコールが売ってないのでお店の人に聞くと、アルコールはインフォメーションのビルからもう少し西に行った所に有るショッピングモール(Nerstranda Shopping)で買えると教えてもらいました。
食料品とアルコールはホテルへ帰る前に買うことにして、ぶらぶらガラス工房などにも入り、作品を見せていただいたりしながらポーラリアに着きました。
シロクマって爪は黒なんですね、知らなかった。
オットセイのショウが有りました。
オットセイの紹介写真にこんなのをみつけました。
どこから”舞さん”なんて?日本にえんが有るのかと見てみましたが無いようです。
ポーラリアの建物の横にはヘムラー・ハンセンの像と、後ろのガラス張りの建物の中には彼が探検で使った帆船が展示してありましたが、クローズで中を見学出来ませんでした。
町で見つけた素敵な乗り物
ロープウェイの駅の近くのお家の玄関にあったスズキのオートバイ。
赤や青のバイクもいいですが、シルバー一色のバイクってなかなか見かけないしかっこよくないですか?
これはボルボの乗用車、港近くの駐車場で。これは主人の趣味です。
港に私達が9月21日(11日目)から乗船予定のヒッティールーティン(HurtigrutenのNORDOLYS号)が停泊していました。
多分この船はこれからホニングスヴォーグへ、そしてロシア国境に近い町キルケネスまで北上し、そしてUターンして南行き航路となりスヴォルヴァーで私達を乗せてくれるでしょう。
楽しみだ―!
世界最北のマックビール
愛する旦那さまのために、世界最北のマックビールを求めてショッピングセンターへ行きましょう。
マックビールのパブもポーラリアの近くにあったのですが、ホテルでゆっくりくつろぎながら飲みたいとの要望が有ったのでリーカーショップへ。
お店の方にノルウェー産のワインは有りますかと聞くと、返事は”ノー”でドイツワインを薦めていただいたのでそれと、マックビールを購入。
お味は?ドイツワインは辛口の酸味の少ないのをお願いしたのでとても美味しかったようですが、ビールのほうはもうひとつのようでした。
これはあくまで主人の感想です。