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北欧旅行6日目 フィンランドからノルウエーへバスの旅

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北欧旅行6日目 フィンランドからノルウエーへバスの旅

今日は、朝レンタカーを返却し、ノルウエーのトロムソを目指して一日中(フィンランドとノルウエーの時差は1時間ある)正味9時間のバスでの旅となります。

どんな旅になりますか、バスでの9時間は辛いかな?ともかくフィンランドとはしばらくの間さよならです。

 

北欧旅行6日目(9月16日)の日程

サンタクロース村出発 ➡レンタカー返却(ロバニエミ駅)➡ロヴァニエミ駅(11:20発バスにて)

➡キッテラ(Kittela 13:40)➡ムオニオ(Muonio 14:55)➡キルピスヤルビ(Kilpisjarvi 17:20))➡

トロムソ(Tromso 19:30)➡クオリティ ホテル サガ泊

 

サンタクロース村の朝

ホテルの朝食はレストランの建物で食べるため、8時少し前に部屋を出ました。

その途中、建設中の建物で働く人々をみましたが、彼らは7時頃には仕事にかかっていて、もうすぐ冬になって仕事が出来なくなるからでしょうか、夕方も5時頃まで仕事をしていました。

建物の隣には案内版と温度計が有りました。

温度計、私達がよく見るのは下から液が上がってきますが、これは上から下りてくるようで、只今の気温は0度です。

温度計

朝食の後、コーヒーと一緒にこんなプレートを持って来てくれました。

左端のはスモークされたトナカイの肉、四角いのはチーズらしきもの、プラスッチクケースにはマシュマロと生クリームに潰したクッキー、シューの皮に入っているのはちょっと分からなかった。

トナカイの肉は食事にはよくありますが、私はちょっと生臭いので苦手です。

こんなのまで付いていると思わなかったのでラッキー!

朝食のデザート

 

 

レンタカー返却

レンタカー返却時間は10時、私達が駅に着いたのは9時20分です。

レンタカー返却駐車場は満車状態でどこに止めてよいか分からず、もちろん担当者はいないので、適当に駐車することしました。

この建物の奥にレンタカーの駐車場(駅舎に向かって左側)が有ります。

ロべニエミ駅前

本当は、事前にもらっていた封筒に車のキーを入れ指定のボックスに投函すれば完了ですが、他の場所に車を止めていたので担当者が来るまで待って車の場所を説明して了解をもらいました。

今日車を借りる人がいなかったらレンタカーの担当者は来ないようで、借りる人がいてくれてよかった。

駅の待合スペースには誰もいませんでしたが、レストランも中にあってそちらにはお客さんもいたので安心だったし、お店の人にトロムソ行きのバス停も聞けたので良かった。

 

ロヴァニエミ トロムソ間のバス

ロヴァニエミバスはレンタカーの駐車場とは駅舎を挟んで反対側(駅舎に向かって右側)にありますが、本当にここがバス停?と心配になるくらいバスが全然来ません。

でも、バスの時間が近づくとどこからともなく何台も到着して、乗客たちも”この人たち今までどこにいたの?”と思うくらいの数の人が集まります。

列車からの下りた人たちや、違うバスで到着した人たち、乗り継ぎする人たちと、同じ時間帯にいくつもの路線のバスの発着があるようです。

この長距離バス、今年は9月19日が最終運行日だったので、あまりギリギリの19日だと悪天候で運行中止になっても困ると思い、少し余裕を見て16日に乗ることにしました。

トロムソ行きバス

ロヴァニエミ駅の バス停

バス発着時刻が近づくと、バス会社の案内係?の人たちも現れて乗客たちにどこへ行くのか声をかけてくれます。

私達にも聞いてくれて、「トロムソ行きのバスは”1 KITTILA”の看板の所から出るよ”」と教えてくれました。

私達は日本でトロムソ行きのバスのチケットを購入、座席も予約していたので良かったと思いました。

座席の予約はしないでおこうとも思ったのですが、していて正解、ロヴァニエミの町を出るころにはバスはほぼ満員に近い状態になっていました。

バスと行先看板

バスの前に立っているお二人がバス会社の案内の方です。

いやまてよ、今になって”もしかして、運転手さん?”分からなくなりましたが、このうちの向こうを向いている方が私達に近づいてきて、そして行先を聞いてくれたのは確かです。

三台のバス

定刻にバスは出発しました。

 

ロヴァニエミ バスターミナル

 

ロヴァニエミ駅を出たバスは、すぐに最初のロべヴァエミ バスターミナルへ向かい、そこで10分ほど停車、トイレや食べ物などの購入も可能です。

バスにはトイレも付いていますが列車とは違いとても揺れるので使い辛かったそうです。

なんでも体験したい主人は、「バスのトイレも体験しないと!」と言ってバスが停留所に停まったのを見計らってトイレへ行きましたが、バスが出発してしまい大変だったと言っていました(笑)。

トイレ休憩は全行程で2回しか無かったので、最悪はバスのトイレを利用できますが、水分の取り方には注意したほうがいいかなと思います。

私達もコーヒーは控えめにしました。

バスステーション

バスの旅

朝は曇り空でしたが雨は降っていませんでした。

それが、ロヴァニエミの町を出るころには、ぽつりぽつりと降り出してあっと言う間に本降りの雨になってしまいました。

まあ、今日は一日移動なので良かったと思おう。

ロヴァニエミから156Km走ってきて、あと3Kmでキッテラ(Kittela)の町に着きますが、このバスは近隣の住民の足となっていて、子供達の送迎バスの役割も担っているようです。

学校帰りの子供たちと運転手さんが顔なじみのようで微笑ましく、バス停ではない所でも停車して子供達が降りていきます。

道路標示

キッテラ(Kittela)の町からムオニオ(Muonio)の町までは下の写真のような風景が続いて、白樺の木の紅葉が綺麗でした。

途中、大きなカメラを抱えた男性が乗ってきて、運転席の後ろに座り、前方から走って来るすべてのトラックの写真を撮っていました。

多分プロのカメラマンのようで、シャッタータイミングが抜群に上手だと感じました。

大きい湖と曇天

フィンランドとノルウエーの国境近くにあるショップです。

バス停途中レストラン

バスの座席を予約する時、私が「運転席の反対側の一番前を取ろうか?景色が見やすいよ。」と主人に聞くと「一番前は足を置く幅が狭い時があるので2番目がいい。」と言うので前から2番目を予約。

すると、一番前には背の高い大柄な男性が座り、前は見にくいわ、臭いのきついハンバーグは食べるわ、ちょっとこの席は失敗でした。

前の方のシルエットが右端に見えるでしょう。

バスからの紅葉

ここで食事休憩約30分あって、中にはレストランも有りましたが、私達は出発時間が気になるのでスナックパンとコーラを買い、バスの中で食べることに。

持っていたバナナとヨーグルトもいっしょに食べました。

赤い壁の家

木々は黄色一色です。

白樺の黄色い葉ノルウエーはEU加盟国では無いので、国境を超えるときには何かしらのチェックが有るのかと思いきや、バスは国境線をフルスピードで通りぬけました。

国境を超えると風景はガラリと変わり、視界の開けた丘のような台地から、尾根に雪を頂いた高い山々が目に飛び込んできました。

黄色の世界から緑の世界へと変わっています。

彼方の雪をかぶった山並み

雪をかぶった切り立った山、緑の針葉樹に赤い壁の家、私の抱いているノルウエーの風景です。

赤い壁の家と高い山

 

ノルウエー トロムソ

雨の中の長いバスの旅でしたが、行く手に見えるトロムソ(Tromso )の町のあたりは夕日に覆われています。

きっと明日は良い天気に恵まれそうです。

夕日と山と湖

バスは定刻の5分前に到着。

バスターミナルから徒歩5分のクオリティ ホテル サガ(Kuolity Hotel Saga)に到着。

ホテル サガ

チェックインして部屋に入るとテレビにウエルカムメッセージが映し出されていて感激しました。

テレビメッセージ

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