今日の行動予定は、ホテル→ボールダーシティ空港→グランドキャニオンのサウスリム観光→ボルダーシティ空港→ホテル→ラスベガス散策
ラスベガスの夜
3時間も4時間も寝てしまったら、もう外出は止めようと思っていましたが、2時間で目覚め体力も私は回復したし、時刻もまだ5時なので、Freeのナイトショー見学計画を立て、少しはラスベガスを楽しむことにします。
ちなみに、前回来たときは言葉がわからなくてもいい‘LEGENDS IN CONCERT’と言う、エルビス・プレスリーやマドンナ、マイケル・ジャクソンのそっくりさんによる‘物まねショー(1ドリンク付き)’を見ましたが、とても面白かったですよ。
※ 参照: ラスベガス情報
Free ナイトショー
シルク・ド・ソレイユのショーを見ようかとも思ったのですが、今日が月曜日ということもあって、休演のショーも多く、チケット入手も困難ではと考えたのと、体力が続くか心配な面もあったので、いつでも部屋に帰れるフリーのショーを見ることにしました。
まず、前回、見損ねた(強風のためショーが中止になった)ホテル・トレジャー・アイランド‘海賊のショー’を7時に見て、ベラッジオへ移動8時の‘噴水ショー’を見て、ホテル・ミラージュで9時に‘噴火ショー’を見て部屋へ帰るという計画です。
海賊のショー(トレジャー・アイランド)
ホテル・ミラージュの正面玄関を出て左手に歩いていくと、乗ろうと思っていたのにもかかわらず、すっかり忘れていた‘無料トラム’を、主人が見つけたので、これに乗ってホテル・トレジャー・アイランドまで行くことにしました。
ミラージュではストリップ・ストリート近くに駅はありますが、トレジャー・アイランドではホテル内の奥に駅があるので、ショウーのあるストリートまではカジノの中を通って少し歩きます。
トレジャー・アイランドの駅を出ると、左側にシルク・ド・ソレイユのショーの入り口があったので、一瞬「ここでも、切符が買えるかも?」と思いましたが、疲れているように見える主人には言いませんでした。
ショーを見る場所取りも、いい所が確保でき待つこと15分くらいでショーが始まり、30分くらいのショーだと思いまいたが、ミュージカル仕立ての‘海賊のショー’で最高に楽しくて、これが無料で見られるなんて「さすがラスベガス」得した気分になりました。
ホテルを出るときは、疲れてるように見えていた主人も、見終える頃には元気になって、二人共テンションも上がり「さあ次のショーに行くぞー」と先ほど乗ってきたトラムでミラージュまで帰ります。
噴水ショー(ベラッジオ)
ホテル・ベラッジオはホテル・ミラージュのまだ向こう側にあるので、ここからは歩きで移動ですが、何しろホテル1つ1つが大きいので2つ向こうのホテルといっても、1Kmくらいはあるので疲れます。
途中、いろいろな着ぐるみを着た人達がいて、特に愛嬌のあった‘ミニ’と一緒に写真を撮ると、チップを要求されて「そうだよね~無料はないよね~」とチップを渡し現実に引き戻された感じです。
噴水ショー、音楽に合わせて噴水が優雅にダンスをしますが、見る人をロマンチックな世界へ誘い込み、アベックで見るにはベストですね。
噴火ショー(ミラージュ)
このショーは火山の噴火の様子を描いたショーで、炎の熱が伝わるほどの大迫力で、このショーにも大満足しましたが、時間も9時を回るとさすがに、歳ですかね~、又、疲れも出てきたので、これで帰ることにしました。
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グランドキャニオンの観光
ホテルの昨日確認した集合場所には10分前に到着、集合時間になっても他にだーれも来ないので、場所が間違っているのではと不安になり、主人がホテルの方に聞きにいってくれて‘ほっ’としていると迎えのバンが来ました。
早朝のまだ暗い中、迎えにいくつかのホテルを巡っている間、ラスベガスのまばゆいイルミネーションの景色や観光客を見て、主人は「ほんまに眠らへん街やな、我々にはむいてないな~」と何度もぼやいていました。
ホテルへのお迎えは8人ほど乗れるバンでしたが、途中大型バスに乗り換えてボルダーシティ空港までやって来ましたが、すでに着いている人たちもいたり、小さな空港内はすぐにいっぱいになったので、予約していて良かったと思いました。
ボルダーシティ空港
ボルダーシティ(Boulder City)はラスベガスの南東にある小さな町ですが、ここの空港からグランドキャニオンへの飛行機が飛んでいて、ツアーに参加しなくても、飛行機だけの搭乗もできます。
私たちはシーニック航空の‘グランドキャニオン・サウスリム1日観光’というツアーに参加することに決めて、日本で予約をしました。
このツアーに決めたのには理由があって、息子はラスベガスからバスでグランドキャニオンに行ったことがあるのですが、息子いわく「何時間もずーと茶色い壁を眺めてバスに乗り続け、グランドキャニオンでの観光は短時間、又バスに乗り続け・・疲れるし飽きるし・・」
一方、娘はロサンジェルスから小さな(4人乗りくらい)セスナ機での観光に参加で、こちらは地上に降りること無しだったので、その両方をあじわいたかったのでこのツアーにしました。
予約をすると、シーニック航空からは詳しい資料がメールで送られてきて、ホテルの迎えについてや、空港でのチェックインの方法など、こと細かく親切な説明書きがあったので不安は無かったです。
チェックイン(家族で)しますが、カウンター前の床が体重計になっていて、一人づつ立つと計測され、乗る飛行機を体重で振り分けしているようで、私たちは白色のステッカーを服に貼るよう指示されました。
グランドキャニオン観光
全員のチェックインが終わると、ステッカーの色ごとに並びパイロットと一緒に乗る飛行機へ、20人乗りくらいの飛行機ですが、私は一番前の席(パイロットの斜め後ろ)だったので、操縦のようすがよく見えてラッキーでした。
朝一番の便は、揺れが少ないそうなので選びましたが、そのとおりで、ぜんぜん揺れることなく快適飛行で、日本語での音声案内もあり、雄大なコロラド川や赤茶けた大地が、朝日よって作り出されるコントラストによって、より一層ドラマチックな風景を造りだし、見ごたえがあります。
ヘリコプターや小さなセスナ機は鳥のような大きさで眼下に見えましたが、小さい乗り物になればなるほど谷底近くを飛んだり、岩肌に近づいたりできるので、キャニオンの迫力をより感じることができるのではと思いました。
飛行時間は1時間くらいだったと思いますが、十分堪能したころグランドキャニオン空港に到着し、大型バスに乗ってブライト・エンジェル・ロッジにむかいますが、車中、日本人のガイドさんがいろいろと説明してくれます。
ブライト・エンジェル・ロッジ
バスを降りる時、ランチボックスをいただいて、ロッジのロービーを通り抜けて外へ出ると、圧倒されるほどの渓谷美が目の前に広がっています。
写真では自然が雄大すぎて、なかなか谷の深さや谷の広さを写しだすこと(私のカメラでは・・)は無理で、言葉でも語彙の少ない私には難しいので、ご容赦願います。
ランチボックスを持ち歩くのもいやだし、朝から何も食べてないので見学は後にして食事をすることにしますが、ガイドさんに言われたのは「食事をしていると‘リス’などの野生動物が近寄ってきますが、絶対に食べ物をあげないでください。もしレンジャーに見つかると200ドル~500ドルの罰金を科せられますよ。」ということでした。
ランチボックスの中身はパン、ヨーグルト、チーズ、ジュース、くだものでしたが、食べていてパンの塊を‘ポロリ’と落としてしまってたいへん、あわててティッシュで拾いましたが、ほんとうにリスが近くにいたので慌てました。
ここにアメリカ屈指のリゾートホテル‘EL Tover Hotel’で、北アリゾナに始めて探検隊を送った‘トーバー伯爵’の名前から取ったホテルだそうで、皇太子様と雅子様もここにいらした時、お茶を飲まれたホテルだそうなので「ちょっと行ってみましょう」と歩いていくと‘エルク’の看板があって‘5時にここでエルクに会えるよ’と書いてあります。
大型バスが走る道路脇でも‘エルク’を見かけましたが、森や林の少ないこのグランドキャニオンでは、餌付けをしているのでしょうか?それなら残念なことです。
見かけるといえば、キャニオンの展望台には柵が設けられていて危険のないようになっていますが、どこの国にもいる無鉄砲な若者が、柵のない断崖の上に立ち写真を撮っています。
もしも何らかの事情で、断崖から落ちる事故が発生したとしても、禁止区域内の事故なので‘個人の責任上の事故’との考えからレンジャーは一切捜索などはしないそうで、年に1~2件は事故がおきているそうです。
マーザー・ポイント
さて、バスに戻りマーザー・ポイントに移動中、鉄道駅の隣に‘ミュール’という動物が飼われている(ミュールのツアーも有る)のを見ることができますが、これは‘ラバ’で‘ロバ’と‘馬’をかけ合わせた動物で‘世界で一番おとなしい動物である’とギネスにも登録されているそうですが、以前1度だけ落馬事故を起こしたことがあるそうです。
実はグランドキャオンへは上記のように鉄道も走っていて、ロサンジェルスから列車が出ていて、帰りには楽しいハプニングがあるそうなので、列車で来たかったのですが、往復するのに最低2日はかかるので断念しました。※グランドキャオンについて参照
ここで、岩場に巣を作って、優雅に飛びたっては巣に舞い戻る‘コンドル’を見ることができ感激で、サイモンとガーファンクルの‘コンドルは飛んでいく’の曲が思わず口から出ました。
それから、たぶん間違ってないと思いますが、耳毛の長ーい、尾の先までいれると50cmくらいになる‘アバートリス’も見つけることができてうれしかったです。
もう1つうれしいことが、それは神奈川県から来られた、お母さんと娘さんのお二人とお知り合いになれたことで、とても感じのいい親子さんで、今回、ご主人はお留守番だそうで、明日からは、サンフランシスコの親戚のお家へ行かれるそうです。
お二人共、英語が堪能なご様子ですが「娘は入国審査の時、係員に嫌な思いをさせられてから、あまり英語を話さないのよ。」とお母さんがおしゃるので、私が「かわいい人だと、からかい半分で難癖をつける係官もいるそうですよ。」と言うと「そう思っておいたら・・」と娘さんに言われてました。
お二人にも、私のホームページへの記載を了解していただきました。楽しいひと時、有り難うございました。
帰路へ
帰りの飛行機の中では、朝が早かったせいでしよう眠くて、キャニオン空港から眠っている間にボールダーシティ空港に帰ってきていました。
来た時と同じように、大型バスに乗って中継地点へ移動し、ホテルごとにバンに乗り換えて送ってもらうのですが、係りの人が言うホテル名を聞き逃し、ちょっと慌てましたが最後のバンが回ってくれることになり無事帰ることができました。「良かった ホッ」