ソルトレイク・シティ国際空港にて
まずは、セルフチェックイン機でチェックインを済ませ、隣に機内預荷物を預かってくれる係りの人がいるので、スーツケースを預けますが、その時、「鍵はかけてないか?」と確認されました。
国内行きの人も、国外へ行く人も同じチェックイン・カウンター場で、検査を受けて終了で、あとは搭乗を待つのみですが、この空港にはたいへん珍しいと思うのですが、ゴルフコースが併設されているそうです。
主人の趣味がゴルフなので、建物内からコースを見ることができるか探してみましたが、わかりませんでした。
搭乗ゲートの近くのソファーに座っていると、私たちの乗る飛行機の係員が、何やら‘Wブッキング’と言った言葉が聞こえてきて、その後電話で何度もやり取りをしている様子を見て、いつもはゆっくり搭乗しますが、早めに並んで乗り込むことにします。
幸いにも私たちの席ではありませんでしたが、案の定‘Wブッキング’になっていて、キャビンアテンダントが席の割り振りをしていますが、英語の出来ない私たちだとちょっとたいへんでしたね。
飛行機は座席幅がちょっと狭く、窮屈に感じましたが、モニターが一人ひとりの座席についていて、ゲームなども出来そうでしたが、われわれ2人はお昼寝タイムとなりました。
飛び立つ時、飛行機から探していたゴルフコースを見ることが出来ました。ちなみに、ソルトレイク・シティ国際空港のキャッチフレーズに‘トランジィットの待ち時間に、ゴルフを楽しんではいかかですか・・?’だそうです。
デンバー国際空港にて
最初の計画では、この空港での乗り継ぎ時間は1時間弱の予定でラスベガスには5時前到着予定が、ユナイテッド航空による2度の変更を経て、最終的にトランジットの時間が、3時間も増えるはめになりました。
愚痴を言っても始まらないのですが、ターミナル南からロッキー山脈を見るとか‘蒼ざめた馬’の像や‘アヌバス神像’を探すとか、いろいろと空港での楽しみを調べておいたのですが、それもこの雨でダメになりました。
公衆電話は無料
でも、1つすることがあって、それはグランドキャニオンの遊覧飛行観光に行くので、シーニック航空に‘リ・コンファーム’の電話を担当者に入れることで、公衆電話を探しますが、すべて無料と書いてあります。
我々の感覚では、無料電話は市内だけだろうと思い、あちこち探しますが見当たらないので、白いカウボーイハットをかぶり、ベージュのベストを着た‘おもてなし大使’だそうですが、その人に聞くと「カリフォルニアだろうとすべて無料よ」と言って、電話機のところまで一緒に行ってくれて、電話も掛けてくれました。
受話器を渡されて彼女は行ってしまいましたが、渡された受話器からは英語で「ハロー」と言うので、シーニック航空からの指示どうり「日本人をお願いします」と言うと「日本人はいないよ、番号間違いだよ」と言われ「ごめんなさい」の連発で、でもいい人で笑顔(なんとなく感じでわかる)で「いいよ」と何度も言ってくれました。
電話を掛けるのを見ていたら、番号をまわすだけだったと思うので、そのようにすると、今度はちゃんとつながリ‘リ・コンファーム’が完了したので、食事をとることにします。
アメリカに来て美味しい物を食べていないので、「美味しい物が食べたい」(心の中で声を大にして叫び)けれど、‘吉と出るか凶’と出るか、食べてみるまでわかりませんが、スモークサーモンとお肉を注文しました。
どちらも「おいしかった!!」今回は‘吉’と出ました。
機内で
このフライトは主人と席が離れていて、私は3人掛けの通路側で、真ん中の席は中国人の若い男性、窓際に白人の若い男性という席順でした。
離陸してしばらくすると、真ん中の中国の男性は熟睡モードで、30分ほどすると奥の男性がおトイレに行くのに起こされた彼は、寝ぼけ眼でキョトンとして、私とトイレに立った男性と思わず顔を見合せて笑いそうになりましたが・・、中国人はまた熟睡です。
次はキャビンアテンダントがジュースを持って回ってきたとき、彼は目を覚ましましたが、ジュースのことを聞かれても英語が分からないようでだまっています。
すると、キャビンアテンダントは、彼と私が連れだと思ったのか、私のほうを見て、目で‘何とか言って’と訴えるので、私も英語で彼に聞くと、首を横に振るので、キャビンアテンダントは‘いらない’と判断して行ってしまいました。
ところが、私がりんごジュースを飲んでいると、彼が私をつついて、ジェスチャーで私のジュースを指差し、次にキャビンアテンダントを指差すので、私もジェスチャーで彼に飲むまねをしてみせると、首をたてに振ります。
それで、キャビンアテンダントがこちらへ来た時、彼にジュースをもらってあげると「シェーシェー」と彼が言うので「チャイニーズ?」と聞くと又首をたてに振って、ジェスチャーで私のことを聞いているようなので「ジャパニーズ」と言うと、2回ほど繰り返して言っていました。
ラスベガス(マッカラン国際空港)
彼とのやり取りのおかげで、あっという間にラスベガス(マッカラン国際空港)に到着、空港のスロットマシーンを見て主人は‘ラスベガスに来た!って感じるな~’と言っていました。
空港から市内中心のストリップブルーバードの通りまで、約10分ほどらしいので、タクシーを利用する事にしましたが、夕刻の為なのかはわかりませんが、ちょっと時間がかかりすぎと思い、再度ホテル名を言って確認しましたが、29ドルほどかかったので、チップ込みで35ドル払いました。
ホテル・ミラージュ・リゾート&カジノ
部屋にスーツケースだけ置いて、明日のグランドキャニオン観光のピックアウト場所の確認を済ませ、売店で水とビールとワインとサンドイッチを買って部屋へ、今日は特にくたくたです。
明日は3時30分に起きて、4時20分には部屋を出る予定なので、10時までには寝ました。
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モーテルを出発ソルトレイク・シティへ
また、ホテルのおばさんたちが親切で、にこにこしていて、食事に早く来すぎると「フレッシュオレンジの用意を今しているので、もう少しあとで来てね」と言ってくれたり、写真を撮っていると「撮りましょう」と仕事の手を止めて撮ってくれました。
食事中、テレビに天気予報が映っていて、デンバーもラスベガスも雨マークで、デンバーの空港では、ロッキー山脈が見られると本にあったので期待していますが、どうなることでしょう。
モーテルのローカに飾ってある絵ですが、今まで私はボタニカルアート(細密画)を描いていたのですが、老眼も進み、それに伴い乱視も強く出始めているので、ボタニカルアートはちょっと無理だと思い始めていて、ここでこの絵を見て、これからはこんな絵を描こうと写真に撮りました。
フロントでソルトレイク・シティまでの所要時間を聞くと「3時間」と教えてもらったのですが、ソルトレイク・シティの空港に12時までに着いて、車を返却しないといけないので、まだ少し薄暗いですが余裕をみて、7時30にモーテルを出発しました。
田舎の為か、朝が早い時間なのか?めったに車は走っていないし、道はまっすぐだし、私が運転できるのはここらあたりしかないと思い運転をさせてもらうことにしました。
初めての左ハンドル、初めての外車、初めての右側走行、ドキドキしながらも、中央線よりをしっかり意識しながら運転しているつもりなのに、主人が「右に寄ってきてるで」と何度も言うので、7Km走った所で運転を交代することに「助手席のほうが気楽でええわ~」。
36号線との交差点を左折すると、道はどこまでも真っすぐで、車にも人にもほとんど会わないし、前方左手にベアー湖が見えて景色もいいのに、雨が降り始めました。
途中、小さな村で道路工事のため、臨時の信号が取り付けられていて、表示が‘赤’だったので止まりましたが、3分経っても5分経っても信号は‘青’に変わらないし、作業員もいないし、周りに10軒ほど家はあるのですが、住人の姿も見えません。
「この信号壊れてるんとちがう?直線道路で向こう側も見えてて、車も来うへんし、行く?」と話していると対向車が1台来たので、「行かんとって良かった」と思いましたが、それからまだ5分以上待ってようやく信号が変わりました。
このあたりは‘ベアーレイク州立公園(Bear Lake State Park)’になっていて、ホテルやロッジも有り、夏にはリゾート客で賑わいそうですが、今はすっかり秋で、周りの山の木も紅葉が始まっている木もあり、裏返して並べてある貸しボートが寂しげで、雨が降っているのでより一層哀愁を感じます。
さらに走ると‘ユーインタ・ワサッチ・キャッシュ・国立森林公園(Uinta Wasatch Cache National Forest)’に入り、自然いっぱいの森の中を走っていると、牧場の見回りなのでしょうか?馬に乗った本物の‘カウボーイ’を見かけました。
ワイオミング州もアイダホ州も冬の季節は厳しいと思いますが、旅人の私にとってはのどかで、雄大ですばらしい所に映ります。
2度目の給油
ガソリンはまだ1メモリは残っていますが、ローガン(Rogan)の町で10ドル分だけ給油をしようと思いますが、2度目の給油どうなりますやら・・。
ガソリンスタンドを見つけ、給油スタンドの前に車を停めましたが、イエローストーンの給油所のようにカードを挿入する所がありません。
それで、プラスチック(たぶん防弾でしょう)で囲われたボックスの中におばさんがいるので、そこへ行くと、マイクで「いくら入れるの?現金、カード?」と聞かれたので「10ドル分、現金で」と言うと、おばさんが私の立っている前を指差します。
訳が分からずキョロキョロしていると、もう一度指をさされ‘プラスチックのケースの中にお金を入れなさい’と言っていると理解できましたが、今度は開け方がわからず、こっちを引いたり、あっちを押したり、ふたを持ち上げて正解。
それを見ていたおばさんは笑っていますが、こちらは必死で・・ケースの中にはカード用の暗証番号を入力する端末機も入っているので、カードの時はカードを入れ、暗証番号の入力となるんだなとわかりました。
料金を払ったら、おばさんが「12番」とマイクで言ってくれたので(私たちの車を停めてある所だった)、ガソリンを入れようと思ったらガソリンに3種類あって、レギュラー、ミドゥルレギュラー、プレミアムと並んでいます。
分からないので、ちょうど私たちの前で給油中の男性に聞くと「レギュラーが安くていいよ。プレミアムは高いから」と言ってくれたので、一番安いレギュラーを入れることに、10ドルで3ガロンくらい入ったと思います。
イエローストーンで入れた時は、おじさんに何も思わず日本と同じと思い‘レギュラーで’と言って給油ボタンを押してもらいましたが、ミドゥルレギュラーがあることを知って、借りる時に確認するべきだったと反省です。
帰国後、息子にこの事を話すと「一番安いのは‘軽油’の可能性もあったよ」と言われ、私が主人に「給油後なんともなく走ったよね?」と言うと、「そういえば、ちょっと加速が悪かったかな?」と言うので心配になりましたが、すべてあとの祭りです。
私たちがガソリンスタンドから出る時、心配してくれていたのか、おばさんがボックスから出てきて、私が手を振るとニコッと笑って手を振ってくれました。どこの国でも観光地ではない、田舎の人はいいですね。
スーパーマーケットを探しておトイレへ、何も買わないのは悪いので果物とおかしを買いましたが、このスーパー新鮮なくだものや野菜がいっぱいあってイエローストーンへ行く前にこの町を通っていたら、寄りたかったですね。
ローガンからまだ89号線を南下する道を選択して、プリガムシティへそして数日前に通った‘I-15’を今度は北から南へと一気にソルトレイク・シティ国際空港まで走ります。
アイダホ州と別れユタ州に入ったので、カーナビの設定(州の変更)を変えようとしたとき、空港の住所をしらないことに気づき焦りましたが、ナビに車のマークを見つけ「これ押したら返却場所の表示が出るのでは?」ほら、出ました。
レンタカーを返す
やっと帰ってきましたが、空港に入ると右から降車(Get Off)、借りる(Rent)、返却(Return)、駐車場(Parking)と4レーン有り、最初は表示看板を見つけた時には、すでに違うレーンを走っていて通過、2周目にして‘return’の支持どおり進み、返却場所に到着、荷物を降ろして車のチェックを受け、サインをもらってナビとキーを返して完了です。
今日の走行距離は151マイル(242Km)で、5日間の総走行距離は901マイル(14,512Km)でした。本当にお疲れ様でした。