アメリカ合衆国旅行に向けた下調べ・予約準備

グランドティトンのパンフレット

 定年退職後、3度目の旅行先に選んだのがアメリカ合衆国で、選んだ理由は二つあり、一つには退職前のスペインとポルトガル、退職後のオーストリア、そしてイタリアと、連続3度のヨーロッパ旅行を経験したので、少し違う文化や自然を満喫したい気持ちになったのです。

 そして、もう一つの理由は、私は娘と以前、サンフランシスコやヨセミテ国立公園、そしてラスベガスと旅した経験をもっていて、私たちの話しを聞いていた主人は、ハワイへは2度行ったことがありますが、本土へはまだ行ったことが無いので「一度行ってみたい」という主人の思いがあり、それでアメリカに決めました。

旅行計画を立てよう

地球の歩き方本表紙

 さて、訪問国を決めた次は、旅行時期と日数、地域を決めることにし、旅行目的が‘アメリカの自然を満喫したい’なので、その情報を得る為に、地球の歩き方の‘アメリカの国立公園’を買っていろいろと計画を練ってみました。

アメリカ西部地図

 2度目の訪問となる私も楽しめ、主人の希望のラスベガスやヨセミテも取り入れた結果、日本から近い西部地域から、大自然を満喫でき、特徴的に違いのある4箇所の国立公園(イエローストーン、グランドティトン、ヨセミテ、グランドキャニオン)を選びました。

旅行計画表  

 上記の国立公園を巡るとなると、訪れる州は、カリフォルニア、ユタ、アイダホ、モンタナ、ワイオミング、コロラド、ネバダ、アリゾナと8州にまたがり、列車での旅をしたい私たちにとっては、本数が少なく、アメリカのユタ州やコロラド州では、出発や到着が深夜だったりと、なかなか希望するような計画がたてられません。

 アメリカの広大さと、日本との交通網の違いを知ることになり、悩んでいると、主人が「列車は諦めて、近くの都市まで飛行機で行き、不便な公園へはレンタカーで回れば?」と言ってくれたので、ソルトレイクシティまで飛行機で飛び、イエローストーンとグランドティトンは、海外初のレンタカーでの移動を取り入れて計画を立てました。

 初のレンタカーによる旅でもあり、道路事情や季節的なこと、私達の体力的なことなどを考え‘イエローストーン国立公園’から旅を始めることにしました。

  • 1日目:日本→サンフランシスコ→ソルトレイクシティ(泊)
  • 2日目:ソルトレイクシティ→レックスバーグ(泊)
  • 3日目:レックスバーグ→イエローストーン(泊)
  • 4日目:イエローストーン(泊)
  • 5日目:イエローストーン→グランドティトン→モントビリア(泊)
  • 6日目:モントビリア→ソルトレイクシティ(デンバー経由)→ラスベガス(泊)
  • 7日目:ラスベガス(泊)
  • 8日目:ラスベガス→サンフランシスコ(泊)
  • 9日目:サンフランシスコ→ヨセミテ(泊)
  • 10日目:ヨセミテ(泊)
  • 11日目:ヨセミテ→サンフランシスコ(泊)
  • 12-13日目:サンフランシスコ→日本

 尚、8日目と11日目の両日のサンフランシスコのホテルは、同じホテルに宿泊し、スーツケースをホテルで預かってもらい、ヨセミテへは2泊分の荷物だけを持って、身軽に出かけようと思っているので、空港からもヨセミテへのアクセスも良くて、信用の置けそうなホテルにします。

 さて、一応大まかな旅行計画が作れたら、次はよく知っているつもりでも、知らないことも多いはずのアメリカについて、予備知識をしっかり勉強して行きましょう。(地球の歩き方参考)

アメリカ基本情報

  • 国名:アメリカ合唱国
  • 面積:日本の約25倍(962万8000キロ平方メーター)
  • 人口:約3億人
  • 首都:ワシントン特別行政区(ワシントンDC)
  • 元首:バラク・オバマ大統領
  • 人種:白人75.1%、アフリカ系12.3%、アジア系3.6%、アメリカ先住民0.9%他
  • 宗教:キリスト教、他
  • 言語:主として英語
  • 通貨:単位はドル($)とセント(¢)紙幣と硬貨
  • 税金:物の購入や宿泊、食事にはそれぞれ税金がかかる
  • 飲料水:水道の水をそのまま飲むことも可能だが、ミネラルウオーターがベター
  • チップ:レストラン、タクシー、ホテルの宿泊でサービスを受けたときに渡す慣習です
  • 年齢制限:州によって異なり、飲酒は21歳から、レンタカーは25歳以上(21-25歳未満は割り増し料金有り)
  • 電圧とプラグ:120ボルト、3穴プラグ。日本製も使えるが、長時間使用で加熱の恐れあり

出発前の準備

 海外旅行の計画を立てたら、まず必要となるのはパスポート、ビザ、クレジットカード、現地通貨、飛行機のチケット、宿泊先の予約、現地での移動手段(鉄道、バス、船、レンタカーなど)の予約、海外旅行保険、国際運転免許書(海外で運転する場合のみ)などです。

パスポート

 パスポートの申請手続きは、ご自身の住民票のある都道府県の旅券課で申請し、発給を受けますが、発給までに要する日数は約1週間ですが、県庁所在地以外で申請すると2~3週間かかることもあるので、早めに準備しましょう。

 パスポートをお持ちの方は残日数を確認して、アメリカの場合は旅行期間中分の日数があれば大丈夫ですが、実際にはアメリカ入国時に90日以上の残存期間があることが望ましいので、日数が残り少ない方は必ずパスポートの切り替え(1年前から申請できる)をしましょう。

ビザ(ESTA)

ビザのコピー

 ビザなしで渡航する場合、2009年から電子渡航認証システム(ESTA)が導入され、渡航認証を取得が必要で、申請は渡航の72時間前までにESTA専用のウェブサイトhttps://esta.cbp.dhs.govからできます。

 日本語の案内の指示に従って、必要事項を入力し送信すれば、問題が無いと判断されれば、すぐに承認されるので、発行された申請番号はメモを取るか、認証画面をコピーして旅行に携行しょう。

 料金は有料で、14ドルかかり、クレジットカード(アメリカンエキスプレス、マスター、ビザ、JCB)か、デビットカードで決済でき、一度ESTAを取得すれば、2年間有効でその間に何度でも渡航できます。

「地球の歩き方」公式ホームページ:http://www.arukikata.co.jp/esta/にも申請の手順が詳しく説明されています

クレジットカード

 アメリカでは、クレジットカードはその人の経済的信用につながるため、必ず必要で、レンタカーを借りたり、ホテルの予約やチェックインの時には提示を求められたりします。

 レストランやバーなどでは、チップも一緒に払うことができ、カードの支払いでサインする時、飲食料の下に’Gratuity’という欄にチップの金額を書き込み、合計金額を書きサインするだけで、小銭の心配がいらなかったり便利に使えます。

現地通貨

ドル換金封筒

 あらかじめ持っていくお金に、多額の現金は必要ありませんが、少しは出国前に両替しておき、足らなくなったら現地の銀行(ホテルでも出来るところ有り)で円を換金したり、クレジットカードやトラベラーズチェック、外貨預金の国際カード、国際銀行のカードなどを持っていれば大丈夫でしょう。

 通貨単位はドル($)とセント(¢)で紙幣(ビルBill)は1、5、10、20、50、100、硬貨は1、5、10、25、50、100の6種類あるが、町中に出回っているのは1~20ドルの4種類で、小さな店では50、100ドル札は使えないこともあり、高額紙幣を使おうとすると、身分証明書の提示を求められたり、慎重にチェックされることもあり、又は受け取りの拒否をする店もあります。

 貨幣は1セント(通称ペニー)、5セント(通称ニッケル)、10セント(通称ダイム)、25セント(通称クォーター)、50セント(通称ハーフ)、100セントの6種類ありますが、50セントや100セントはあまり出回っていません。

チップ

 金額はそのサービスの満足感によって異なり、レストランでは合計金額の15%~20%で、サービス料が含まれている時は、小銭程度をテーブルやトレイに残しておきます。

 タクシーは料金の10~15%程度で、ホテルのベルボーイには、荷物の大きさや個数によっ1~2ドル、ベッドメイキング1~2(一人1ドル程度)ドル。

 よく忘れるのは、ツアーなどに参加した時で、ドライバーやガイドさんにもチップは必要で、一人1ドルを目安に渡すのがよく、アメリカではチップがもらえる職業は、給与がその分低く設定されています。

電話のかけ方

日本からかける時

 国際電話会社の番号+国際電話識別番号(010)+アメリカ国番号(1)+市外局番+相手先の電話番号

アメリカから

 国際電話識別番号(011)+日本国番号(81)+0を取った市外局番+0を取った相手先の電話番号

飛行機のチケット

eチケットのコピー

 日本からアメリカ本土への直行便は、日本航空、全日空、他5社ほどありますが、運賃は航空会社によっても違うし、買う時期によってもかなり違います。

 運賃には、正規運賃(誰でもいつでも買える)、特別運賃には正規割引運賃(ペックス運賃)があり、ペックス運賃は予約後3日以内に購入、出発後の予約の変更は復路一回のみとか、制約はありますが、予約がスムーズに取れたり、割安で購入できるメリットがあります。

 計画が早めに立てられれば、ペックス運賃の購入が可能なので、4~9月分は2月頃、10~3月分は7月以降に発表されるので、航空会社のホームページなどで確認すると良いでしょう。

 ちなみに、私達は、今回の旅行をイタリア(2月9日帰国)から帰ってからすぐ立て始め、日程の最終決定を3月中旬に終え、9月10日からの旅行のチケットを3月16日にANAのマイレージを貯めているので、ANA公式ホームページ:https://www.ana.co.jp/でオンライン購入をしました。

 内容は、周遊チケットで9月10日大阪(伊丹)→東京(成田)→サンフランシスコ→ソルトレイクシティ、9月15日ソルトレイクシティ→ラスベガス(直行便が無くデンバー経由となる)、9月17日ラスベガス→サンフランシスコ、9月21日サンフランシスコ→東京(成田)→大阪(伊丹)9月22日到着。

 このプランで金額はエコノミーシートで2人(空港使用料、燃油サーチャージ、税金込み)で68万円ぐらいでしたが、あと数万円でプレミアムエコノミーシートに座れるので、マイレージでのグレードアップも考えましたが今回は見送り、プレミアムエコノミーに決めて総額約74万円になりました。

 その後、4月の終わり頃同じルートで飛行機のチケットを調べてみると、エコノミー席ではあまり金額に差は有りませんでしたが、プイレミアムエコノミー席は2人で116万円になっていました。

宿泊先の予約

 今回の旅行では、国立公園内の宿泊数が4日あり、それもアメリカで人気の国立公園ということもあって、予約を取るのにたいへん苦労したので、もし計画される方はなるべく早く予約されることをお薦めします。

イエローストーン宿泊予約コピー

イエローストーン国立公園公式ホームページ:
http://www.yellowstonenationalparklodges.com/
 ヨセミテ国立公園公式ホームページ:
http://www.yosemitepark.com/plan-your-visit.aspxから予約ができます。

 国立公園の宿泊予約は、ツァーバスとセットになったものなどありますが、それを利用しないのであれば、下記に書いたようなホテル紹介の会社を通すか、上記に書いたような国立公園に直接アクセスして予約するかですが、私達の場合、公園内の宿泊の予約においては、直接のほうが予約を取りやすかったです。

 それから、宿泊施設を一旦予約した後、キャンセルや変更をする場合、息子曰く「結構たいへんで、キャンセルや変更がされず金銭のトラブルがあったりする」らしいのですが、上記のホームページは国が管轄し運営委託している宿泊施設なので、私達もキャンセルしましたが、簡単にでき、クレジット払いだったのですが、キャンセルして10日後くらいで返金されていました。

Hotels.Comの宿泊コピー

 その他のホテルは、キャンセルや変更を安心して出来るように、ホテル紹介業者を通して予約することにし、オーストリアのホテルを予約する時に調べるとホテルズ ドット コム(Hotels.Com)が安かったのと、10回泊まれば1泊分(宿泊したホテルと同等クラスのホテル)無料になるので、私達は今回もHotels.Comで予約しました。

 その他にも業者はいろいろあって、比較検討されたらいいと思います。
 ※ ホテル価格比較サイトhotels.com

 アメリカの宿泊を予約していて感じたのですが、ホテルに朝食付きが少ないこと、お値段の高いホテルはわかりませんが、一泊3~4万円くらいまでの宿泊には付いてなくて、値段が1~2万円以下のほうが朝食付きがあったりで、カリフォルニア州は相対的に高いと感じました。

 

現地での移動手段の予約

アラモレンタカーのパンフレット

 アメリカはインターネット社会で、パソコンがあればいろいろな情報を現地で入手可能ですが、英語の苦手な私達は日本国内で予約できるものはすべてし、予約できないものは現地の窓口でします。

 国立公園は辺鄙なところにあるので、レンタカーが一番便利ですが、公園ゲートに近い町の空港、駅にはレンタカー会社が無かったり、あっても数台の車しかないところも多いので事前の確認と予約が大切です。

 日本から予約可能なレンタカー会社のリストは※アメリカ国内交通参照。

 ‘(鉄道)アムトラック'半官半民の中長距離列車がアムトラック(Amtrak)公式ホームページhttp://www.amtrak.comで、特に寝台車は「走るホテル」と称されるほど豪華で快適な旅ができますが、速度はバスより遅いし、乗降駅の到着、出発が深夜だったり、又、夕方到着予定が遅れて深夜になることも多いので、時間に余裕がある、のんびりゆったりの旅に適しています。

 日本からも値段のチェックや時刻表を検索したりもできますが、チケットの予約は中、長距離のみ可能で、私達が利用するヨセミテ行きはできませんでした。

 その他の移動送手段と上記の詳しい説明は※アメリカ国内交通参照。

海外旅行保険

 海外旅行保険は、旅行中のケガや病気の医療費、盗難に遭った際の補償、他人のものを壊した時の補償など、旅行をしていて遭遇する可能性があるものの補償が得られ、また加入することにより、保険会社のサポートが受けられたり、心の安心が得られます。

 保険の加入は各自の判断によりますが、お持ちのクレジットカードにも付帯保険が付いているものも有るので、補償内容や条件など事前にチェックして不足であれば加入するなど検討されればいいと思います。

 申し込みは、インターネットや空港、保険会社の窓口といろいろ有りますが、インターネット予約が割安で、保険会社によっては自分が補償してほしい部分だけを加入できたりするので検討されてはいいのでは・・

 そして、旅行前に保険金請求にはどのような書類がいるのか、また、旅行先での連絡先などを把握しておきます。

国際運転免許書

 旅行中、レンタカーを運転する可能性がある場合は必ず必要なので、渡航前に自分の運転免許証の発行都道府県の免許センター、又は県警本部に出向いて申請し、特に問題なければその場で発行されます。

 申請には運転免許証、申請書(窓口入手できる)、パスポート、写真1枚(縦5cm×横4cm)、以前取得した国際運転免許書、発給手数料2650円(都道府県により多少異なる)、一部の県では印鑑も必要です。

日本出国

 パスポート、ESTA(ビザ)、クレジットカード、現金、飛行機のチケット、各種予約したコピーは忘れずチェックして、空港へは余裕をもって少なくとも2時間前には空港に着くようにしましよう。

チェックイン

 航空券を持っていて、セルフチェックイン機を利用しない場合は、各航空会社カウンターでパスポートと航空券と機内預けの荷物を係員に渡し、チェックイン手続きを受けます。

 eチケットの場合、従来型の紙から電子的に保管される様式に変更され、国際線、アメリカ国内線は、ほとんどがセルフチェックイン機で各自がチェックインの手続きを行う方法がとられている。※下記参照

 各航空会社のチェックインカウンター前には、セルフチェックイン機が並んでいるので、そこで必要事項を入力し、最後にボーディングパス(搭乗券)が発券されるので必ず取り、機内預けの荷物は近くの荷物カウンターなどで預け、クレームタグ(受託荷物引き換え書)を受け取ります。

 機内預けの荷物は、アメリカ国内での荷物検査強化のため、鍵はかけないでおくことになっており、もし鍵を掛けていて鍵を壊されても、スーツケースなどに傷がついたとしても弁償はしてくれません。

セルフチェックインの方法

 航空券の予約、購入後に発行される‘eチケット’には様々な情報が電子的に保管されていて、国際線やアメリカの国内線のチェックインはセルフチェックイン機を利用して手続きを行います。

空港の出発フロアーには各航空会社のチェックインカウンターが並び、セルフチェックイン機が設置されていますが、コードシェア便(共同運航便)を利用する、入国にビザが必要な場合や、パスポートと予約の名前が一致しないなど、状況によりセルフチェックイン機での手順が 進まない時は、係員に聞くかチェックインカウンターに行き手続きをします。

操作手順

  1. 画面上に表示された言語(Language)の中から「日本語(Japanese)」をタッチします。
  2. チェックインの本人確認のスタイルを選択する⇒パスポートの1ページ目の数字が並ぶ部分を機会のリーダーにスライド、又は、eチケットのナンバーを入力するなどの方法がある。
  3. 旅程(Itinerary)を確認する為、該当に情報を入力し、予約の旅程が表示されるので、内容を確認し‘続行(Continue)’をタッチします。
  4. 居住国(Residence Country)や緊急連絡先(Emergency Contact Nummber)などの質問があるので、回答を入力し、座席クラス(Seat Class)を入力する。
  5. 預け入れ荷物(Check Baggage)の個数(Number又はArticle)を入力し、座席の変更などを行う場合は、オプションから選び手続きする。
  6. 画面上に搭乗時刻(Boarding Time)とゲート(gate)の案内が表示されるので、確認をし、機械下部より搭乗券が出てくるので、忘れずに受け取る。
  7. 預ける荷物がある時はチェックインカウンターで荷物を預ける。

セキュリティーチェック

 出国検査に行く前にセキュリティーチェックを受けますが、手荷物で機内へ持ち込めるものと、出来ないものがあります。
 ※ 国土交通省の公式ホームページ:http://www.mlit.go.jp/koku/index.html

 そして、身に着けている貴金属類は、はずしトレイへ、フィルム、カメラ、ビデオカメラ、パソコンなどもトレイに入れて別に検査を受け、ジャケットや靴も脱いでトレイへ入れ検査を受けます。

出国審査

 パスポートと搭乗券を係員に提出し、出国のスタンプを貰って完了ですが、セキュリティーチェックで長蛇の列が出来る可能性もあるので、時間が大幅にかかることもあるので、時間に余裕があっても早く済ましておくのが望ましい。

アメリカ入国

 空港に到着したら‘イミグレーションImmigration’に沿って進み、外国人用の列に並び、家族は一緒に検査官の窓口に行き、ESTAのコピーとパスポート、eチケットの控え、税関申告書などを提出します。

 入国者全員が指紋と顔写真を撮られ、入国が認められれば、パスポートと税関申告書を返してくれるので入国完了となり、あとは機内預けの荷物を受け取り、税関の申告が有る人は赤いランプへ、無い人は緑のランプの検査台へ進みます。

アメリカ出国

 飛行機の予約の再確認(リコンファーム)が必要な場合は、出発時間の72時間前までに済ませておきましょう。近年アメリカの航空会社はリコンファームをしなくてよくなっていますが、日本でチケットを受け取る時に、要不要を確認し、不安であればしたほうがいいでしょう。

 出国は搭乗手続きのみで、セルフチェックイン機、もしくは航空会社のカウンターに行ってします。

日本入国

 飛行機が到着すると、まず入国審査を受けて、荷物(スーツケースなど)を受け取り、税関で’携帯品、別送品申告書’を提出します。

 この手続きは、以前は免税範囲を超えていたり、別送品のある人だけでしたが、今はすべてのひとが対象となり、家族が同時に審査を受ける場合は、代表者が申告書を書き、家族の人数を記入します。
 ※ 税関の公式ホームページ:http://www.customs.go.jp

 又、動植物や肉の加工品は検疫を受ける必要がああります。
 ※ 動物検疫所の公式ホームページ:http://www.maff.go.jp/aqs/

旅の安全対策

 ‘ステキな旅だった’‘思い出深い旅だった’と思える旅にする為に、大切なのが安全対策で、海外では特に気をつけたいものです。
 ※ 外務省渡航公式ホームページ:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/

快適な旅にするには

 イタリア旅行の‘イタリアについて’の中の‘イタリアの注意点’‘海外旅行の注意点’でも詳しく書きましたが、大切なもの(パスポート、クレジットカード、大金など)は肌身離さずに保管し、パスポートはコピーを撮り(再発行を受ける時に便利)別のかばんに保管したり、旅行先でのクレジット会社の連絡先もメモったりしておきます。

 人通りの多い道や混雑しているところでは、バッグの口を必ず手で押さえる習慣をつけ、財布にはコインと小額紙幣のみ入れる様にし、高額紙幣は小分けして持ち、人前で何枚も出さないことや、ぼんやりしてスキを作ったりしないことが大切です。

 夜遅く(場所にもよるが、夜8:00頃以降)出歩くことは極力避け、人気の無い通りや、路地を歩いたりするのは絶対にやめましょう。

 レストランなどで、バッグを背中と椅子の背もたれの間に置いたり、隣の席に置いたりするのは絶対避けるべきで、自分の手から離れた物は戻ってこないと思いましょう。

 旅先では、体調不良に陥り安いので、日本から常備薬として、普段飲み慣れている薬や、傷薬、虫除けスプレーなどを持って行き、毎日飲まないといけない薬は万が一の旅行日数の延長に備えて、大目に持っていきましょう。

もし事件、事故にあったら

 すぐに警察に行き(大きな事故や事件で無い限り警察は捜査してくれません)、所定の事故報告書に必要事項を記入しサインすると控えか報告書の処理番号(Complant Number)をくれるので、保険請求の時に添付します。

 

パスポートの紛失

 まず、現地の警察へ行き‘盗難、紛失届け’を出して証明書を発給してもらい、それから、すぐに在外公館(総領事館)へ行き、新規発給の手続きをしましょう。

 発給の申請に必要なものは、顔写真2枚、盗難、紛失証明書、運転免許書又は戸籍謄本の写し、旅程がわかるもの(飛行機のeチケットなど)が必要です。

 新規発給まで約1週間ほどかかり、費用は10年用170ドル、5年用117ドルですが、自身の都合で待てない場合は‘帰国の為の渡航書’を、手数料27ドルで発給してもらい帰国することができます。

緊急事態が発生したとき

  1. 落ち着いて冷静に、平常心を保つように心掛け、根拠のない‘噂’に惑わされないようにする。
  2. パニックに陥らないように心掛ける。
  3. 群衆に近づかない、群衆の動きにまどわされない。
  4. 最新情報の入手に努めましょう(CNN、ABC、NBC、CBS、FOX、MSNBCなどのTVニュース)。

 ※ 警察、救急(火事も) 電話 911

日本大使館(Embassy of Japan)

 住所:2520 Massachusetts Ave. NW.Washington,DC20008
 電話:(202)238-6700(緊急の場合は24時間対応)
 受付:(窓口)月~金 9:30~12:30、13:30~16:00
 (電話)月~金 9:00~12:30、13:00~17:00

 ※ 州によって総領事館の管轄が違うのでホームページで確認を。
 公式ホームページ:http://www.us.emb-japan.go.jp/j/

この度の旅行エリアの領事館

 ネバダ州(Nevada)、北カリフォルニア州(Northern California)
 住所:50 Fremont Street, Suite 2300,San Francisco CA 94105-2236
 電話: 415-777-3533
 Fax: 415-777-0518
 Email: japaninfo@cgjsf.org
 公式ホームページ:http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/

 オレゴン州(Oregon)、南アイダホ州(Southern Idaho)
 住所:Wells Fargo Center, Suite 2700,1300 SW 5th Avenue,Portland OR 97201
 電話:Tel: 503-221-1811
 Fax: 503-224-8936
 Consular Section Email: visa@cgjpdx.org
 Information/Cultural Section Email: jconsulate@cgjpdx.org
 公式ホームページ:http://www.portland.us.emb-japan.jp/en/index.html

 コロラド州(Colorado)、ニューメキシコ州( New Mexico)、ユタ州(Utah)、ワイオミング州(Wyoming)
 住所:1225 17th Street, Suite 3000,Denver CO 80202-5505
 電話:303-534-1151
 Fax: 303-534-3393
 Email: cgjd-pr@quest.net
 公式ホームページ:http://www.denver.us.emb-japan.go.jp/

航空会社

 アメリカ国内の電話はすべて日本語で対応してくれます。

  • アメリカン(AA):FREE(1800-237-0027)
  • 全日空(NH):FREE(1800-235-9262)
  • デルタ(DL):FREE(1800-327-2850)
  • 日本航空(JL):FREE(1800-525-3663)
  • ユナイテッド(UA):FREE(1800-426-5560)
  • コンチネンタル(CO):FREE(1800-537-3366)

全米、カナダ邦人安否確認システム

 全米、カナダ邦人安否確認システム(Emergency Information Service System:EISS)はアメリカやカナダを旅行中に大きな災害が起きたとき、日本の家族などは安否を確認したくても、連絡が取れないことがありますが、そんな時でもアメリカの電話にメッセージをのこせば、それを日本の家族などが拾うことができるシステムで日本の伝言ダイヤルのようなものです。

利用方法

  • フリーダイヤル:1866-903-2674(ANPI)
  • フリーダイヤル:1866-904-2674(ANPI)
  • フリーダイヤル:1866-905-2674(ANPI)
  • (有料電話):(718)313-9150

 アメリカ、カナダからは通話料は無料(一部有料電話も有り)ですが、日本からかけると、アメリカへの国際電話通話分の料金がかかります。

 旅行中に被災したら、公衆電話などから上記の番号に電話し、音声案内に従い、パスワードとして、日本の自宅の電話番号と生年月日を入力したあと、名前と安否、住所に関する情報を30秒以内に残します。

 録音したものを日本の家族が聞くには、上記の電話番号に電話し、パスワードと生年月日をプッシュボタンで入力すれば聞くことができます。
 ※ 安否確認公式ホームページ:http://www.us.emb-japan.go.jp/j/anzen/eiss.html

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国立公園について

 アメリカの国立公園はどの州においても、連邦政府の直轄地で州政府から独立していて、パークレンジャーは園内の人命救助、森林パトロール、消火活動、動植物の監視パトロール、警察行為、園内のツワーガイドなども行ないます。

 国立公園の任務は、‘原生自然景観の保護’‘国民のためのレクリエーション施設の建設と維持管理’‘利用者に自然と歴史に対する理解を求める’の以上3点です。

 国立公園に、残してきていい物は足跡だけ、持ち帰っていいものは持って来た物だけ、地球の宝物を守りましょう。

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