オーストリア旅行

オーストリア旅行に向けた下調べ・予約準備

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オーストリア旅行に向けた下調べ・予約準備

庭園からのシェーンブルン宮殿を撮影

夫婦2人だけでのオーストリア旅行計画を実行するに当たり、その前にオーストリアについて少し勉強することにしました。

勉強の教材は、以前ツアーでスペイン・ポルトガルを旅行する時に買った「地球も歩き方・ヨーロッパ('11~'12)」です。

特に2人だけでの海外旅行でオーストリアは初めて訪れる国ですので、ツアーガイドの居ない中、訪問すべき観光地などの知識もない為、事前勉強や下調べが重要になりました。

オーストリアの基本情報

国名オーストリア共和国
面積北海道よりやや大きい
人口約840万人
言語ドイツ語
宗教カトリック(78%)・プロテスタント・イスラム・ユダヤ
通貨ユーロ
お店月~金曜の平日10:00~18:00
土曜9:00~13:00(大都市やクリスマスシーズンは17:00)
食事レストラン
昼食11:30~14:00
夕食17:30~22:00頃
電圧日本と異なるため変圧器が必要
プラグ2本足の丸軸タイプ
チップホテルやレストランにはサービス料が含まれているが、感謝の意を表す時に渡す習慣もある
飲料水ほとんどOK
ミネラルウオーターには炭酸入り(Sparkling Water)と
炭酸なし(Non Gas又は Still Water)
トイレ「トアレッテ(Toilette)」又は「ヴェー・ツェー(W C)」
「男性用(Herrn)」「女性用(Damen)」

オーストリアについての下調べ
最低限、オーストリア現地の方々に迷惑の掛からない程度の知識ですが、宗教意識の薄い日本人ですので宗教についても押さえておきました。

もちろんオーストリアに永住する訳でもないので「これくらい勉強しておけばいいかな?」と判断して、あとは簡単なドイツ語を少しだけ覚えておく事にしました。

簡単なドイツ語

  • おはよう ⇒ グーテン モルゲン
  • こんにちは ⇒ グーテン ターク
  • ありがとう ⇒ ダンケシェーン
  • はい ⇒ ヤー
  • いいえ ⇒ ナイン
  • さようなら ⇒ チュス

私たちが、外国の方から「おはようございます」と挨拶されると、なぜか嬉しくなるように、ドイツ語が全く話せなくとも「ありがとう」とオーストリアの方にお礼する事ができれば、喜んではくれなくとも悪い気はしないはず。

航空チケットの予約

 飛行機のチッケットの予約についてですが、まず、「何日に日本を出発し何日に帰国するのか?」を決定するところから始めました。

今回の旅行は「オーストリアにて7泊」と既に決めていたので、あとは9月の上旬で空港使用料金が上がる土日は避けた日程を選び、9月6日木曜日に日本を発ち、9月14日金曜日に日本着と言うチケットに決めました。

出発日 - 9月6日

  • 08:00 大阪(伊丹)発⇒9:15東京(成田)着のANA
  • 12:05 東京(成田)発 ⇒ 現地時間17:15ドイツ(ミュンヘン)着ANA
  • 19:15 ドイツ(ミュンヘン)発 ⇒ 20:20オーストリア(ウィーン)着LH

帰国日 - 9月13日

  • 14:20 オーストリア(ザルツブルク)発 ⇒ 15:35ドイツ(フランクフルト)着LH
  • 20:45 ドイツ(フランクフルト)発 ⇒ 翌14日・日本時間15:00東京(成田)着ANA
  • 17:55 東京(成田)発 ⇒ 19:10大阪(伊丹)着ANA

今回は上のような飛行機チケットをインターネット使って予約しました。

宿泊先・ホテルの予約

 訪問する国で「何をしたいか?」「何を見たいか?」「何を聞きたいか?」によって滞在する町やホテルを臨機応変に決めるのが良いと考え、まず自分たちがウィーンでしたい事を考えてみました。

もちろん、元々はオーストリアについて無知だったため、「地球の歩き方」やインターネットで調べた上で、ウィーンでやってみたい事をリストアップしました。

  • オーストリアの市内観光
  • 音楽の都でコンサートを鑑賞
  • ヴァッハウ渓谷でのドナウ川クルーズ

リストアップしてみると、私たちがウィーンでしたいことは上記の3つだったので、ウィーンには3泊する事にしました。

そして、ウィーンには3泊した後は「ザルツブルクへ移動して1日は市内観光」、「ザルツブルクから行けるザルツカンマーグートのユネスコの世界遺産のハルシュタットでの1泊」と言うのが体力的にも良いと考えました。

そこで、ハルシュタットからザルツブルクに帰ってきて1泊、そして、その後、ザルツブルクから帰国するルートにしました。

ここまでの宿泊計画をまとめると、下のようになります。

日本 ⇒ ウィーン(3泊) ⇒ ザルツブルク(2泊) ⇒ ハルシュタット(1泊) ⇒ ザルツブルク(1泊) ⇒ 帰国

具体的なホテルの絞り込み

宿泊地の大まかな場所と日数が決まったので、次は具体的に宿泊するホテルを決める事にしました。

オーストリアのホテルに付いてのアンケート調査依頼

ウィーンのホテルは市内観光にもヴァハウ渓谷に行くのにも便利なのですが、中心街は主人が「嫌だ」と言うので、中心部からは少し離れたホテルを探す事にしました。

ここがツアーには無い醍醐味となるのですが、ツアーではホテルのアップグレード料金は1人当たりに発生するところですが、個別に予約するとホテルは1部屋辺りの料金設定となっているので、低価格でグレードの高いホテルに宿泊する事ができます。

もちろん、ホテルはピンからキリまでありますが、ツアーと比べてホテル代が大幅に安くなるので、高めのグレード設定の「ホテル ドゥ フランス」に決定しました(主人のリクエストも取り入れています)。

ザルツブルクは始めの2泊と後の1泊を同じホテルにして、ハルシュタットに行っている間スーツケースをホテルで預かってもらう事にしました。

こうする事により、1泊の予定をしているハルシュタットの手荷物は1泊分だけで済み身軽になりますし、何といっても荷物が無い分、行動範囲が大幅に広がります。

ホテルの予約のコピー

そこで、ザルツブルクのホテルは移動手段を考慮にして、市内観光にもハルシュタットへ行くのに利用する『ザルツブルク中央駅前バスターミナル』にも近い「シェラトン・ザルツブルク ホテル」にしました(少しハイグレードなホテルですので、荷物を預かってもらうのも他のホテルと違って安心感がありました)。

最後に、ハルシュタットは船着場に近いと言う事で景色も楽しめる「ヘリテージホテル」にしました。

ホテルを決める条件

今回のオーストリア旅行でホテルを決めるに当たり重要視したのは、立地条件や安全性などもありますが、「バスタブが付いていること」です。

海外のホテルでも、日本のツアーに入っているようなホテルは、そのほとんどにバスタブが付いているのですが、高級なホテルでも「バスタブが付いていない」と言うところも沢山あります。

やっぱり日本人はバスタブが無ければお風呂に入った気がしませんし、旅行中は移動に疲れているので、その疲れを取る意味でも「バスタブ」は必需ですね。

ちなみに、飛行機のチケット同様、ホテルも全てインターネットを通じて予約をしました。

少し詳しい日程

飛行機・ホテル・目的も決まったので、少し詳しい日程表を作ってみました。

  • 9月06日 ⇒ 日本からウィーンのホテルへ移動(ホテルへは夜遅いのでタクシーを利用)
  • 9月07日 ⇒ ウィーンの市内観光(夜に音楽鑑賞)
  • 9月08日 ⇒ ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ
  • 9月09日 ⇒ ウィーンからザルツブルクへ列車で移動
  • 9月10日 ⇒ ザルツブルクの市内観光
  • 9月11日 ⇒ ハルシュタットへ(町を散策)
  • 9月12日 ⇒ ザンクト・ヴォルフガングからシャーフベルグ山に行ってザルツブルクへ
  • 9月13日 ⇒ ザルツブルクを発ち経由地のドイツのフランクフルトへ(時間が有るので市内散策)
  • 9月14日 ⇒ フランクフルトから日本へ

移動・交通の手段

オーストリアの自転車を載せることができる列車の案内

先の日程表で少し詳しく旅行プランが決まってきたので、次は移動手段についてです。

移動手段は、オーストリアまでは飛行機として、その後は、タクシー・船・バス・列車などが考えられます。

ウィーンからザルツブルクのように、長距離を移動しなければいけないのに「座席が無い」では困ってしまうため、日本から予約できる鉄道や観光船については渡航前に予約する事にしました(後でも触れますがチケット売り場に並ばなくて良いなど事前予約はお勧めです)。

また、タクシーなど目的地へと何も考えなくても連れて行ってくるような移動手段については、「最終手段」とする事で、オーストリアをより身近に感じる旅行プランを立てました。

出発前の最終確認

 最後に、旅行出発の1週間前までにすることについてですが、飛行機やホテル及び乗り物の予約証明書をプリントアウトしました。

パスポートは言うまでもなく確認し、間違って古いパスポートをバッグに入れていないか再チェックです。

絶対に忘れてはいけない物

  • パスポート
  • 飛行機チケット
  • ホテルの予約証明書の写し
  • 船・電車の予約証明書の写し
  • 現金(大金は危険)
  • クレジットカード
  • ビザ(今回は必要無し)

出発前、絶対に忘れてはいけない物をリストアップしてみました、上の項目は必ずダブルチェックしておきたいところです。

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