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フルヌイ地方

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フルヌイ地方

夕日で黄金色に輝く山やま フルヌイ(Hurunui)地方は、クライストチャーチと、クライストチャーチから北へ187Kmの町、カイコウラ(Kaikoura)の間に広がり、東は太平洋、西はサザン・アルプスの北の外れまでと広大な面積を有しています。

その中央部をフルヌイ川が西から東へ(太平洋)と流れています。

カイアポイ

 カイアポイ(Kaiapoi)の町はクライストチャーチの北、約20Kmのところに位置する町で、かつては、マオリの ‘ナイ・タフ族’ の大きな集落があった所で、ワイマカリリ川(Waimakariri River)のすぐ北にあります。

1850年~60年にかけては、ヨーロッパ移民による交易で栄え、現在は、クライストチャーチのベッドタウンとして開発され、町には大きなショッピングセンターもあります。

ランギオラ

フルヌイ地方の地図 ランギオラ(Rangiora)の町は、クライストチャーチから北へ約35Km、国道1号線のカイアポイの町から国道71線へ入り、内陸方向の北西へ約10Km入った所に位置する町で、人々の多くは牧羊と農業で生活しています。

特に牧羊では、定評のあるカンタベリー名産のラム肉を味わうことができたり、最近の注目点は、サザン・ヘミスフィア・トリュフ(Southern hemisphere truffles)と呼ばれる、土臭い真っ黒なトリュフの生産でも有名です。

また、ヨーロッパからの入植者たちの心のより所となった、カンタベリー地方で最古とされる木造の教会などもあります。

ハンマー・スプリングスとマルイア・スプリングス

 フルヌイ(Hurunui)地方は、ニュージーランドの南島における温泉地として有名なところです。

ハンマー・スプリングス

女性2人が温泉に入っている

ニュージーランドの温泉では、北島のロトルアが有名ですが、南島ではカンタベリー地方北部にある、ハンマー・スプリングス(Hanmer Springs)が有名です。

クライストチャーチから1号線を北上、ワイパラ(Waipara)の町で7号線へ左折、そして、7A(ハンメル・スプリング・ロード)に入ると、マオリの伝説にも登場する由緒ある温泉地に到着です。

秋のハンマー・スプリングスの農家

 露天の温泉は28~42度で、ウオータースライダーが設置された遊園地のような施設もあります。

 ※ハンマー・スプリングス・サーマル・プール&スパ(ホームページ):http://www.hanmersprings.co.nz

マルイア・スプリングス

雪を頂いた山の風景

国道7号線の7A(ハンメル・スプリング・ロード)の分岐から国道7号線をグレイマウスに向かって1時間くらい走ると、マルイア・スプリングスに着きます。

ここは、日本の新潟県の赤倉温泉の老舗旅館が経営する、掛け流しの日本風の温泉があり、露天風呂、男女大浴場、個室風呂と純日本風です。

※マルイア・スプリングス・サーマル・リゾート(ホームページ):http://maruiasprings.co.nz

ワイパラ

延々と続くぶどう畑 クライストチャーチから北に約60Km、国道1号線と国道7号線の交差するところにあるワイパラ(Waipara)の町は、‘ピノ・ノワール’ と ‘リースリング’ のワインが美味しいことで有名です。

レストランの併設されているワイナリーや、鉄道車両を改装した宿泊施設などもあり、味覚と視覚を大いに楽しませてくれる町でもあります。

また、市内の西にあるグレンマーク駅(Glenmark Steation)からワイカリ駅(Waikari Station)までの12.8Kmを、かつて活躍した蒸気機関車を市民がボランティアで運行(ウェカ・パス鉄道)して、人々を楽しませています。

運行は特定の日曜日、月2回程度で、汽車が走る姿を撮影させてくれるサービス付きです。

※ウェカ・パス鉄道(ホームページ):http://www.wekapassrailway.co.nz

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