ニュージーランド旅行2日目・2014年4月6日(日)

牧草地で草を食むヒツジの群れ

 日本から持ち込んだ食品も、没収されずに入国できてひと安心、オークランド国際空港から眼下の景色を楽しみながらクライストチャーチ国際空港に到着です。

 ここでレンタカーを借りて、10日間かけて南島の3分の2ほどをぐるりと回る予定で、ニュージーランドのレンタカー旅行の始まりです。

 今日の午後の予定は、クライストチャーチ国際空港(11:30着)着後~レンタカーにて→アッシュバートン(Ashburton)→ジェラルディン(Geraldine)→レイク・テカポ(Lake Tekapo)まで約230Km、約4時間ほどの行程です。

クライストチャーチ国際空港

クライストチャーチ国際空港のロビー

 定刻に飛行機はクライストチャーチ国際空港に到着、オークランド国際空港でニュージーランド・ドルに換金予定でしたが、時間が無かったのでこの空港ですることにしていました。

 到着後スーツケースを受け取り、そのまま左手方向に進んでしまったので簡易の換金所しか無く、また係りの人もいません。

ニュージーランド航空の飛行機

 「まさか、換金所はここだけ??」その時点では、ニュージーランドのお金を1ドルも持っていなかったので、少しあわてましたが、チェックインカウンター側まで戻ると見つけることが出来、換金も完了です。

 どうして今回は日本で1ドルも換金しなかったかというと、息子が為替に詳しくて「日本で換金するよりニュージーランドで換金するほうが手数料が安い。」と言うので日本でしなかったのです。

レンタカーを借りる

白いレンタカー

 英語がほんの少ししか話せない私たちにとって、難関の一つがこのレンタカーを借りることで、予約をしていても店側から色々薦めてこられるのです。

 今回は、大手レンタカー会社は高かったので、空港に支店は無いけれど近くに支店のある、ニュージーランドでは大手のレンタカー会社に予約しました。

空港で

 予約したレンタカー会社は、電話すると2分で迎えに来てくれるという ‘GOレンタル’ と言う会社です。

 公衆電話からフリーコールナンバー(0800~)をダイヤルし、名前と予約ナンバーと私たちが今空港にいることを伝えると、「ピックアップ場所にいますか?」と聞かれたのでそちらへ向かうと伝え電話を切りました。

 空港のインフォメーションの方に聞くと、レンタカー会社の名前を聞かれたので言うと場所を教えてくれましたが、英語が半分以上聞き取れません。

 ジェスチャーでなんとなく分かったので、指差された方向へ歩くと、ようやくピックアップされたり、ドロップオフされている場所に到着。

 まだ不安だったので、車を待っている人も聞いてみると「合ってますよ。」と言ってくれたので、待つことにしましたが、5分たっても10分たっても迎えは来ません。

事故を目撃!

 そんな時、10mほどの道幅の向こう側に止まっていた車が動きだしたのですが、その車と前の車の車間が50cmほどしか無いにもかかわらず、バックせずにハンドルを左へきって車道へ出ようと・・それを見ていた私は思わず「ぶつかる!!」と叫んでいました。

 案の定、その車は前のライトバンにぶつかり、運転している初老の女性は、気が動転したのか、ブレーキとアクセルを踏み間違えたと思いますが、猛スピードで、今度は右にハンドルを切ってライトバンの前に止まっていた乗用車にぶつかり、最後はポールをへし折ってコンクリートの柱に当たって止まりました。

 エアーバックが開いたため女性は無事のようすでしたが、一台目に当たった後、女性の視覚に私たちが入ったので、右へハンドルをきったのだと思いますが、そのまま直進していたら私たち2人は撥ねられて、あのスピードだと死んでいたかもしれません。

 ぶつけられた車には人が乗っていなかったので怪我人などは出なかったのですが、車の破片が飛び散り、道路は進入禁止措置が取られた為、車も入って来れません。

レンタカー会社で

GOレンタカー会社の建物と看板

 この後しばらく待ちましたが、場所が違うと感じ、歩いてレンタカー会社(地図で確認済み、1.3Kmほど)まで行くことにしました。

 しかし、これがたいへんで、歩道は、アスファルトがデコボコだったり、一部は砂利道だったりと20分以上かかり汗だくになってやっと会社に着きました。

 予約表を出し、すんなり事が運ぶかと思えば、保険の話になり、今ついている保険には車が傷ついた時の保障は付いていないと言うのです。

 会社が勧める保険は高すぎると言うと、10日間で200NZドルを提示され、さっき事故を見たばかりだったので、不本意ながら加入することにしました。

 それに、予約時に前金で全額払うとナビ代と2人目の運転手代が無料となっていたと思っていたのが、ナビ代は支払いが必要と言われ、予約表にもそのように書かれてあると指摘され、結局払うことになりました。

 だまされたような不快感を覚えましたが、つくづく英語力のないことのたいへんさを身を持って知ることになりました。

レンタカーのミラーに入った縦に走る亀裂

 今ある車の傷などをチェックして出発、しばらく走った時ミラーに縦に走る亀裂を発見。

 さて、この亀裂を会社側が把握していたか心配になり、一応写真を撮っておくことにして、時間が無いので引き返さず、いや~な気持ちでの出発となりました。

カンタベリー地方を走る

カンタベリー地方の地図

 出発時の車の走行距離メーターは149,190Kmを表示、すでに15万キロ近く走っている車ですが、日本車(トヨタのカローラ1800馬力)を信じて、ナビに今日泊まるレイク・テカポのホテルの住所を入れ、1号線を南下していきます。

 レンタカーを借りるのに手間取り、当初の予定より1時間ほど遅れ(現在1時35分)ての出発となってしまったので、先を急ぎ、アッシュバートンの町まで走ってからお昼を取ることにします。

カンタベリー地方の農家

 空港からほんの少し走っただけで、のどかな田園風景が広がり、アメリカで見た以上の大きな噴水機があったり、アメリカでも牧場主の家の門にはいろいろなこだわりを感じましたが、ニュージーランドではこんなステキな農家の門を見ることが出来ました。

 道路はと言いますと、国道ながら対面1車線通行(追い抜きが出来る区間だけ2車線になる)がほとんどで、路肩は砂利のところも多いのに、制限時速が100Kmなので、どの車も100Kmで走行しています。

NZの中央分離帯の無い道路

 対向車線との間には、日本の高速道路のような中央分離帯は無く、線が引いてあるだけなので、最初運転が慣れるまでなかなか100Km出すのは緊張するようで、主人は後ろの車に追い抜いてもらおうと、路肩よりを速度を落とし走りますが、黄色い実線のところでは追い抜いて行く車はありません。

 アメリカと違い右ハンドルなので走り良いと考えていた主人も、アメリカなら車線も多いし、対向車と100Kmのスピードですれ違うことはないので、アメリカのほうが断然運転しやすいと言っていました。

列車の踏み切りの標識

 踏み切りは、アメリカ同様めったに列車が走らないことから、一旦停車の必要はありません

 そうこうしている時、ニュージーランド第一ヒツジ群とも遭遇、感激しつつ車を走らせますが、走らせるにつれ空模様が怪しくなり始め、ラカイア(Rakaia)の町が近づくころにはすっかり曇り空へと変わってしまいました。

田園風景の中に馬の通行標識

 ニュージーランドの道にも慣れ、北海道の富良野や美瑛のような田園風景が広がる中、天気が良ければ右手に、サザンアルプスの山並みを見ながらドライブできるはずが残念と思っている時、こんな標識発見です。

 川幅の広いラカイヤ川を渡ると、すぐラカイア(Rakaia)の町に入りますが小さな町なのであっという間に通り過ぎてしまいます。

アッシュバートン(Ashburton)

アッシュバートンの町の看板 放牧されている牛達

 クライストチャーチから南下して最初の大きな町がアッシュバートンで、カンタベリー平野の中心に位置する、南島を代表する農業の町で、酪農なども盛んです。

 この町で、水やくだものなどの食料をスーパーで調達するために1号線からはずれ市内へ、 ‘countdown’ と言うスーパーを見つけ買い物。

 新鮮な野菜や果物がありますが、バナナはほとんどがまだ青く、大きめの形のものがだいたい5本で3.99ドル、これには税金15%が含まれていますが、日本に比べると食料品はやや高めのように思われます。

 パンも食パンは、種類も多く値段的にもお得ですが、クロワッサンなどの嗜好的要素のものは高めで、特に調理されたものは高く、ハンバーガー1個が450円くらいします。

フライドチキンのお店

 テイク・アウェーのお店で昼食を買っても良かったのですが、スーパーでハンバーガーを買っていたので、眺めの良いわき道に入り食事、空模様が怪しいのですぐに出発です。

 ランギタタ(Rangitata)川を渡りランギタタの町まで来ましたが、計画では、このまま1号線をティマル(Timaru)まで南下して、それから8号線に入りレイク・テカポを目指す予定でしたが、カーナビがランギタタで79号線に入るように案内します。

 迷ったのですが、ティマルへのコースの方が遠回りになるので、天候の悪化も予想され、また日没の時間も分からないので、安全策をとってカーナビ通り走ることにしました。

 カンタベリー平野の美しい田園風景を眺めながらのドライブは、北海道を髣髴とさせ、すがすがしい気分になります。

ジェラルディン(Geraldine)

NZの標識

 79号線に入ると1号線と違い道幅が狭くなるのと、平野からサザンアルプス方面へ入って行くので、道にアップダウンやS字カーブが多く出てきますが、制限時速は100Kmなので、出会う車は100Km走行です。

 幸い人が道を歩いていることは、町以外では皆無と言っても過言ではないので、人の飛び出しに対しての注意はあまり必要ありませんが、でも、日本なら最高時速60Kmぐらいだと思われる道を100Kmでお互いすれ違います。

 ジェラルディンの町も田園に囲まれた小さな町ですが、2つも近くにゴルフコースがあったり、森林公園やレクリェーション施設があります。

  ジェラルディンの町を過ぎると、道は今まで以上にアップダウンが激しくなって、ちょっとしたジェットコースター並みなので、前方から急に車が現れるのでびっくりです。

 私が「ヒツジやわ、見て!」と言っても、主人は「そんな余裕はありません・・」というような状態です。

フェアーリー(Fairlie)

8号線にある看板 フェアーリーから他の町までの距離を書いた看板

 さらに、道を内陸部へと進めますと、フェアーリーの町で8号線とぶつかります。

 左折すればティマルの町へ、右折すればレイク・テカポへと行くことが出来ます。

背伸びする男性

 右折して20Kmほどでバーケス・パス(Burkes Pass)で小休憩、ちょっと腰を伸ばしてジュースでも飲みましょう。

 良かったのはここまでで、峠を下っていくとポツリポツリ雨が降ってきて、私たちの行く方向は厚い雲で覆われています。

車のナビ

 そんな時、車のナビがフリーズしてしまい、こんな状態になってしまいました。

 どこを押しても反応なし、テカポ湖までは一本道なのでいいのですが、まさか80ドルが半日で使えなくなり、何もしていないのに保障で、もしかして賠償ってことになるのかと考えたら憂鬱です。

レイク・テカポ

レイク・テカポの町の看板

 明るいうちにテカポに到着出来たのは良かったのですが、雨が少ないことで有名なテカポは雨の中、ここを宿泊地に選んだ第一の理由が ‘星空の世界遺産登録を目指す町’ で満天の星を見ることだったのでたいへん残念です。

雨に煙るレイク・テカポ

 私は22歳の時、フィリピン近くの洋上から南十字星を見て大感激した記憶があるので、主人にも南十字星を見せてあげたかったのですが・・またいつか東南アジアへ旅する時の楽しみにとっておきましょう。

 帰ってからこのことを友達に話すと、「何日もいてて、星が出ている夜は無かったの?」と言われ「ほんまや~」私たちのアホさかげんに自分でびっくりです。

ザ・ゴッドレー・ホテル

ザ・ゴッドレー・ホテルのキッチン ザ・ゴッドレー・ホテルのベッド

 とりあえずホテル(The Godley Hotel)でチェックインを済ませレイクビューの部屋へ、口コミではいまひとつのホテルですが、ホテルの人たちはフレンドリーだし、部屋の外にはテカポ湖が広がり、お天気が良ければ最高の眺めになったと思いました。

 ただ、お風呂のお湯が、主人が入った時には熱いお湯が出たのですが、私のときには途中からぬるま湯しか出なくなりました。

 その上、バスタオルに茶色い髪の毛のような物が付いていたりと、飛行機での疲れを取るはずの風呂が最悪の状態で、今のところニュージーランドに好印象を持つことが出来ません。

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