アオラキ/マウント・クック国立公園

マウント・クックへのハイキング

 南島の中心部に位置し、3000mを越える19のピークが、天を突き刺さんばかりに連なり、中でもマオリ語で‘アオラキ’と呼ばれるマウント・クック山は標高3754mあります。

 通常マオリ語と英語の併記(Aoraki/Mount・Cook)で表され、その勇姿と、取り巻く山々は、南半球のアルプスと呼ばれるに相応しく、数々の万年雪や氷河を見ることが出来ます。

 アオラキ/マウント・クック国立公園は、世界遺産に登録されています。

アオラキ/マウント・クック国立公園へのアクセス

NZマッケンジー地方の地図

 アオラキ/マウント・クック国立公園は、クイーンズタウンからは約270Km、車で4時間、クライストチャーチからは約340Km、車で5時間の場所にあります。

 上記の2つの街からは国立公園へ直接乗り入れる定期バスは無く、アトミック・シャトルなどの長距離バスで行く場合は、途中停車するトゥワイズル(Twizel)で一旦下車し、夏季(10月~5月)はクック・コネクション社(The Cook Connection)が毎日運行している接続バスに乗り換えます。

 又、上記の街から直接行く場合は、インターシティ系列のグレートサイツが、ツアーバスを運行しています。

 ※クック・コネクション(ホームページ):http://www.cookconnect.co.nz

 ※アトミック・シャトル社、グレートサイツ社については ‘ニュージーランド国内交通’ のページ参照。

アクティビティ

 雄大な景色を眺めながらのトラッピング、クルーズ、スキー、遊覧飛行にカヌーなどが楽しめます。

トラッピング

NZアルペンの三角塔

 国立公園のビレッジ周辺には、散歩程度のコースから、1日かかるコースまで様々なコースがあるので、事前にiサイト(観光案内所)でチェック、その日の天候とご自身の体調と相談して選びましょう。

 短時間のコースと言えど、トラッピングの準備もしっかりとして、水、食料、衣服など用意は入念に行いましょう。

フッカー・バレー・トラック(Hocker Valley Track)>
フッカー・バレー・トラックに架かる一つ目の橋

 初心者から適当に運動できる人にお勧めで、2つの吊り橋を渡りフッカー湖まで歩く、片道全長5Km、往復約4時間のコースです。

 一番の人気コースで、晴れた日にはアオラキ/マウント・クックを正面に仰ぎながら歩くことになり、すばらしい景色を堪能できるコースです。

フッカー・バレー・トラックに架かる橋を正面から見たところ

 1つ目の吊り橋まで約30分、2つ目の吊り橋まで約1時間で、アオラキ/マウント・クックの姿を見ながら歩く、変化に富んだお勧めのコースです。

フッカー・バレー・トラックに架かる二つ目の橋         

 ただ、距離が長く、片道の標高差が120mあるので、体調を見ながら歩き、フッカー湖より先には行かないようにしましょう。

 それから、どのコースに限らず、天候の悪化の変化には注意が必要で、早めに引き返す決断も大切です。

ガバナーズ・ブッシュ・ウオーク(Governors Bush Walk)

 公共避難所の裏手からブナの森に入っていくコースで、緩い上り坂を登って行くと見晴台に出ます。

 見晴台からはビレッジ全体や山並みの展望もいいので、体力に自身のない方にお勧めのコースで、往復約45分くらいかかります。

セアリー・ターンズ・トラック(Sealy Tarns Track)
トラックの案内板

 運動の出来る方向けのコースで、片道全長2Kmと短いのですが、階段状の急坂を登るコースで、標高差が500mあります。

 小さな池が見えてくると、目の前には氷河が迫り、時折氷河の崩落する音が雷のように聞こえるなど、ダイナミックなコースで、往復3~4時間かかります。

ボーウェン・ブッシュ・ウオーク(Bowen Bush Walk)

 朝夕の散歩にお勧めがこのコースで、ビレッジ内周遊道路の内側にある、森の中を抜けるコースで所要時間は10分です。

遊覧飛行

 グレンタナー・パークにあるヘリポートから発着するヘリコプターで、ゾディアック氷河に着陸するAlpine Vista(20分)のプランや、アオラキ/マウント・クックやフォックス、フランツ・ジョゼフ氷河を一望できるMountains High(45分)のプランもあり、日本語を話すスタッフや日本人スタッフもいます。

 ※The Helicopter Line(ホームページ):http://www.helicopter.co.nz

クルーズ

 タズマン氷河末端の湖を、遊覧ボートでクルーズするもので、間近で氷河を眺めたり、実際に触ったり出来る、所要時間2時間30分(内クルージングは1時間)のプランです。

 ※Glacier Explorers(ホームページ):http://www.glacierexplorers.co.nz

ケアに注意!

NZに住むオウムの一種

 ケア(Kea)とは南島の山岳地帯に住むオウムのことで、体長約50cmくらいで緑褐色をしていて‘キイーアア~’と鳴くのですぐわかります。

 人を恐れずイタズラ好きで、荷物などを持ち去ったり、引きちぎったりするので、もし出会ったらそっと追い払いましょう。

 ケアに限らず、野生動物には決して食べ物を与えてはいけません。

‘アオラキ’の名前の由来

 南島のマオリの部族、ナイ・タフ族に伝わる昔話によると、アオラキは空の神ラキヌイの息子で彼には3人の兄弟がいました。

 アオラキと兄弟たちが海を渡っていたところ、カヌーが転覆、カヌーの上によじ上った彼らに、凍りつくような南風が吹きつけ、彼らを石に変えてしまいました。

 そのカヌーが南島となり、アオラキとその兄弟はサザンアルプスの山々となりました。

 その昔話から、南島はマオリ語で「テ・ワカ・オ・アオラキ(Te Waka O Aoraki:アオラキのカヌー)」と呼ばれ、最も高い山マウント・クックは‘アオラキ’と呼ばれているということです。

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