イタリア旅行4日目・2013年2月5日(火)

ピサの斜塔の上から礼拝堂などを見た風景

 イタリア旅行4日目は、フィレンツェ市内観光とピサの斜塔観光(自由行動)になり、ピサの斜塔観光は自分たちで観光プランを立てました。

 今日は午前はフィレンツェ市内の観光で午後は自由行動なので、その時間を利用して[ピサの斜塔」へ、ピサ市内の観光をかねて2人で出かけます。事前に安全情報をチェックしましたが、ピサは比較的安全な所のようですが、イタリアでの初めての自由行動なので慎重に行動することにしました。

フィレンツェ市内観光

フィレンツェにあるドゥオモの全景

 「花の都」と呼ばれるフィレンツェは、東西にアルノ川が流れ、北側は街の中心で、美しいドゥオモやジョットの鐘楼、市庁舎のヴェッキオ宮やウッフィツィ美術館があり、南側には広大なボーボリ庭園を持つピッティ宮、そしてフィレンツェの市街を一望できるミケランジェロの丘などがあります。

ヴェッキオ橋

ヴェッキオ橋からの眺め ヴェッキオ橋からの眺め

 朝、7:50にロビーに集合して、見学コースに入っていなかったのですが、添乗員さんがあの有名な「ヴェッキオ橋」へ連れて行ってくれることになり、朝早いせいか、地元の人がたまに歩いているだけで、観光客が他にいなくて、ゆっくり素晴らしい景色を眺められました。

前方にヴェッキオ橋有り

 橋は2階建てになっていて、下の階にはお店(今は貴金属店)、2階は渡り廊下でピッティ宮と現在のウッフィツィ美術館をつないでいて、ピッティ宮に住んでいるトスカーナ地方を治める大公がウッフィツィ美術館(元は行政局があった)へ仕事をするために通う渡り廊下でした。

 その当時、1階にはいろいろな種類のお店が入っていたそうですが、夏は臭いがするため立ち退かせ、臭いのしない貴金属を扱う店だけを入店させたそうです。
 (※ ヴェッキオ橋の観光参照:ヴェッキオ橋 - 北イタリアの見所)

ウフィツィ美術館

ヴェッキオ橋からウフィツィ美術館へ向かう途中の町並み

 ヴェッキオ橋から北東に少し歩いた所にある美術館で、ここもたいへん人気の美術館だそうで、何時間も待たされることもあるそうですが、朝一番の私達はスムーズに見学できました。

ウフィツィ美術館のチケット

 ボッティチェッリの「春」や「ヴィーナスの誕生」などは教科書などで見たこともあり、特別な思いで鑑賞できました。
 (※ ウフィツィ美術館の観光参照:ウフィツィ美術館 - 北イタリアの見所)

ドゥオモとドゥオモ広場

ドゥオモ ドゥオモの中の様子

 信仰の中心であり、町の中心でもあるドゥオモ広場にはルネッサンス期の珠玉の建築物をはじめ、多くのみどころが集まっていて、朝のドゥオモは昨日の夜とは又違う感じで、夜にはあまり見えなかったクーポラも見えて感動です。

ドゥオモ広場にあるドア

 (※ ドゥオモとドゥオモ広場の観光参照:ドゥオモとドゥオモ広場 - 北イタリアの見所)

昼食

 お昼は フィレンツェ・サンタ・マリア・ノッヴェラ駅(Firenze S.M.Novella)近くの中華料理店での食事でした。

 日本で、この旅行のパンフレットを見たとき、8年ほど前に行ったカナダ旅行(JTBツアーではありません)のトロントでの中華料理店での食事を思い出して、ちょっと心配していました。

 というのも、その時入ったお店は、ドアを開けた瞬間から漢方薬のような臭いが店いっぱいに広がっていて、たくさんの美味しそうな料理が運ばれてきましたが、臭いが鼻をついて食欲がわかなくてほとんど食べられませんでした。

 しかし、今回行ったお店は、そんな臭いは一切なくて、チャーハンは絶品でチンジャオロースーやマーボードーフも美味しくて、その他の料理も美味しかったです。

 食事前に行った、「皮革用品専門店」で買った「かばん」を、ホテルへ持って帰ってからピサへ行こうと思っていたら、添乗員さんが親切に「ホテルへ持って帰ってまげますから、ここから行かれたら」と言って下さったのでお言葉に甘えて駅へいきました。

いざ!ピサの斜塔へ

ピサの斜塔へ行く予定表

 午後、昼食後皆さんと別れフィレンツェ・サンタ・マリア・ノッヴェラ駅(Firenze S.M.Novella) に行き、ここでピサ行きの切符を買いますが、窓口には行列ができていて時間がかかりそうなので、切符の自動販売機で買うことにしました。

 自動販売機の前には1組しか並んでいなかったし、駅員さんが切符を買っている人のサポートもしてるようなので、そこへ行って並びました。

 私達はフィレンツェ・サンタ・マリア・ノッヴェラ駅13時発(RV=Regionale Veloc 3163)の列車でピサ中央駅(Pisa Central 13時49分着)まで行き、乗り換えて13:54発(R11850)で、ピサ・サン・ロッソーレ駅(Pisa S.Rossore)13:59着の列車でピサの斜塔の最寄り駅まで行こう思っていました。

鉄道チケット

 それで「ピサ・サン・ロッソーレ駅まで」と駅員さんに言うと、「ピサ中央駅で降りて25分歩いたら着く」と言われたのですが、日本出発時に時刻表も再チェックしていたので、強引に「ピサ・サン・ロッソーレ(値段は中央駅までと同じ)までの切符をください」と言いました。

 ピサ・サン・ロッソーレ駅まで行く事にこだわったのには理由があって、斜塔のチケットを日本で予約、購入した時に、調べたあるサイトに「登る時間(私達は午後3時の予約)の1時間前には予約券をチケットに交換しなければならないとバウチャーVOUCHER(引換券)に書いてある」とあったです。

 ピサ・サン・ロッソーレ駅からだとピサの斜塔まで、歩いて5分で着くようですが、ピサ中央駅からだと、駅員さんの言ってたように25分ほどかかるし、道に迷わないとは言い切れないし、そうなるともっと時間がかかることになります。

 時間に間に合わず、「予約券は無効」と言われても困るので、駅員さんの助言を無視した私達でしたが、後に駅員さんの言ったことがわかることになります。

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノッヴェラ駅のホーム フィレンツェ・サンタ・マリア・ノッヴェラ駅のホームの電光掲示板

 駅には改札口は無いので、そのまま列車に乗り込みますが、自動販売機で買った切符にはすでに日時が刻印されているので、打刻する必要はありません。

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノッヴェラ駅からピサ中央駅へ行く列車の中の様子

 ここからピサ中央駅までは1時間弱で着く予定で、遅れることで有名と聞いていたイタリアの列車ですが、定刻に出発しホットしていると、雨が降りだして、「もしかしてピサも雨かも?」と思いましたが、着く少し前から青空に変わってラッキーでした。

 ピサ中央駅に定刻に着きましたが、乗り換えに5分しか無いので、「次に乗る列車は・・」と探していたら、私達の横に座っていた、中国系と思われる女の子が先に歩いていたのに、わざわざUターンして私達の所に来てくれてました。

 そして「斜塔に行くんですか?」と聞いてくれたので「ピサ・サン・ロッソーレ駅まで行く」と言うと「3日まえから走っていないからバスかタクシーで行きなさい」と言います。

ピサ中央駅から乗ったバスのチケット

 「え~そんなことってある?」と思いながらも「バスで行きたい、どのバスにのるの?」と言うと、乗るバスの所まで連れていってくれました。本当に感謝です。

 後で主人が、列車の中でトイレが空いていることを教えてあげたそうで、「人に親切にしていれば親切が帰ってくるね」とうなずきあいました。

 バスのチケットは1人1.5ユーロで、運転手さんから買うことができましたが、バスが走り出すまでいてくれた彼女にちゃんと手を振ることが出来なかったのが心残りでした。

 バスに乗ると日本人女性が4人乗っていて、降りる停留所の名前を知らない私が彼女たちに聞くと、「私達も知らない、たくさん降りるから分りますよ」との返事です。今時の日本人女性の強さを見た感じがしました。

ピサの斜塔

ピサの斜塔の全景

 彼女達の言ったとおり、たくさん降りる人がいた停留所で降りて、10メーターも歩くと目の前に斜塔が飛び込んできました。

ピサの斜塔の予約チケット ピサの斜塔のチケット売り場

 真っ白な斜塔にドゥオモ、洗礼堂、感動しながらも、早速、チケット売り場(斜塔北側の黄色い建物)に急ぎバウチャー(予約券)を見せると、チケットの交換もいらず、パスポートの提示も無く、予約時間の10分前に来るようにと言われただけでした。

 時間まで写真を撮ったり、ドゥオモを見学したりして過ごし、塔にはカメラやビデオ以外持込禁止なので、15分前になったのでチケット売り場の横の荷物預けへとやってきました。。ここでかばんを預け塔の前で予約時間まで待ちます。

 1回の入場者は40名までと決まっていて、登る前に英語で斜塔についての説明が5分くらいあって、その後、階段294段を登って行きます。

塔の上から見たピサの町の風景

 塔が傾いている分階段を登っていても、石の階段自体も右が磨り減っていたり、右が磨り減っていたりして足元が不安定で、身体も右に振れたり、左に振れたりしますし、不思議で楽しい体験をしました。

塔の上にある鐘

 上に着くとピサの町が一望でき、列車に乗っている時、外が雨のだった私達は「あ~あ晴れてて良かった!」自分の足で登ってきたのでより感激です。

 ピサに来て登るのと登らないのとでは大きな違いがあると思うのは私達だけでしょうか。
 (※ ピサの斜塔の観光参照:ピサの斜塔 - 北イタリアの見所)

ピサ中央駅へ

ピサの斜塔前にあるドゥオモ

 さて、塔から降りてしばらくすると、雲行きが怪しくなてきたので、おまわりさん(イタリアのおまわりさん感じのいい方もいますが、いまいちの方もいて、今、道を聞いた方も笑顔無しです)にピサ中央駅までの道を聞いて歩き始めました。

 イタリアの道は古い道そのままで、石畳の道が多く狭く曲がりくねっていて、ピサの斜塔から言えば、チケット売り場が北側でピサ中央駅へは、反対側の南方向への道を道なりに進んで川を渡ります。

 川に着くまでに1人、川を渡ったところの信号でも若い男性に道を聞いていると、ぽつりぽつりと雨が降ってきました。

 彼も私達も英語がいまいちな者どうし、必死に教えてくれる彼の言葉をこちらも理解しようと必死ですが、話している間に信号が変わってしまって、小雨ふる中、ご親切に感謝です。

 ようやくピサ中央駅に着きましたが、今度は窓口も混雑していなかったので、フィレンツェ(駅名を言わなくてもフィレンツェでオーケーでした)までの切符を買いました。

 17:09発の列車に乗って座り(列車は行きも帰りも空いていました)発車を待っていますがなかなか出発しなくて、「おやおや、もしかしてイタリア列車の名物・・?」と思っていると、17:18にようやく発車しました。

 「これが、ピサへ行く時の列車だったらちょっとイライラしてたね」と話していると、車内放送で「遅れて出発したが、定刻18:01に着く」とイタリア語で言っているように聞こえたのですが、本当にその通り定刻に着きました。

 イタリアの列車は遅れることで有名とは知っていましたが、遅れを取り戻して定刻に着くとは想像しませんでした。

 自由行動はハプニング有り、人の親切を肌で感じ、その国のことや人を少しでも理解できる貴重な時間で、今日も親切な彼女や彼と出会えたことに感謝したいと思います。

 駅に着いて、夕食に何を食べようか?の話になり、昨日買ったワインがまだ残っていて、レストランに行って食べるほどお腹もすいていないし、それよりちょっと疲れたし、ホテルへ帰る途中にあるスーパーで果物を買って帰り、日本から持ってきたカップめんを食べることにしました。

 湯沸しポットがあるのはこのホテルだけかも知れないと思っていたら、案の定、そうでした。

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