オーストリア旅行8日目・2012年9月13日(木)・14日(金)

オーストリアから日本への搭乗券

 とうとう、楽しかったオーストリア旅行も終わりで、オーストリアと“さよなら”して日本へと帰国の途に就きます。

 帰国は、オーストリアを出発し、ドイツのフランクフルトでの乗り継ぎ時間を利用して、市内まで足を伸ばしみて、少しの時間ですがドイツを観光してから日本へと帰ります。

ザルツブルク最後の朝

フランクフルト観光の予定表

 朝、外を見るとまだ雨が降っています。飛行機は午後の便なのでお昼くらいまでゆっくりするつもりです。晴れていれば、ミラベル庭園へもう一度行くのもいいかなと思っていましたが、止めにしました。

 家に持って帰るワインをスーパーで買う予定ですが、ここの近くのスーパーはカードが使えないし、手持ちのユーロも少なくなったので、銀行で両替をしないといけません。

 まずは、ホテルのすぐ近くにある銀行で両替をして、スーパーの方へ歩いて行くと、市役所前の広場に朝市がたっています。

朝市で買ったパン

 30軒は越そうかというほどたくさんの店が出ていて、野菜、果物、ハム、お花屋、パン、お肉、お酒、おもちゃ、ぬいぐるみ、など色々なものを売っています。

 食事にカフェへ行こうと思っていましたが、雨だからオープンテラスでは食事できないので、それなら、果物やトマトに美味しそうなパン(今度はスイートか確認して)にハムも買って帰ることにしました。

 先日、旧市街の観光の帰りにサンプルの牛乳をいただきましたが、うれしい事に、今日もまた配っていたので、2個いただきました。

 あとはワインを買えばいいのですが、近所の常連客でしようか、ワインボトルを返して、何本も買っている店がありますます。

 地元の人達がスーパーで買わないでここで買っているということは、安いに違いないと思って、おじさんにオーストリアのお勧めワインを聞いて、6本買いました。

 おじさんにオーストリア産のワインを教えてもらって、普段は赤を飲むことが多い主人ですが、オーストリアは白が有名だそうなので、赤と白を3本づつ買いました。

 ワインのについてあまり知識が無い主人ですが、今までで安くて、当たり外れが少なかったのはスペインのワインだそうです。

ホテルでの朝食のようす

主人個人の感想ですが、 ポルトガルの“緑のワイン”は、まだ熟していない緑の状態のぶどうから造るそうで、値段は高めなのに、ぜんぜん美味しくなかったそうです。

 ホテルへ帰って、ブランチの食事をとって荷造りです。日本から梱包用のビニールのプチプチ(エアーキャップ)を壊れ物用に持って来ているので、ワインやティーカップなどを包みました。

 チェックアウトの時、昨日、探してくださいとお願いしていた帽子も見つかりました。

ザルツブルク空港

 お土産でスーツケースも重くなったし、雨でもあり、ホテルでタクシーを呼んでもらって空港まで行くことにしました。

 シェラトンホテルから空港までは、所要時間は15分くらいだったと記憶していますが、料金は(14~15ユーロ)でした。

 外国では2度目の個人でのチェックインですが、小さな空港なので分りやすかったし、チェックインも一番にしてくれたし、付加価値税の申告をするようなお土産も買ってなかったので時間をちょっと持て余しました。

 それに、時間を潰すにはブランドの免税店も無くて、コーヒーショップやコンビニのようなお店が有るだけだったように思います。

 そろそろセキュリティーチェックを受けようか?という時になって、飛行機に乗ることは国境を越えてドイツに入る事になるという事に気づき、まだ、ぶどうを食べずに持っていたので慌てました。

 ユーロ圏内は生ものの移動も大丈夫かもしれませんが、もしダメな場合もったいないので、二人して慌てて食べました。

 セキュリティーチェックの時、機内持ち込みのバッグが2回赤外線に通されて、「おかしいな~」と思いましたが、その時はそのまま私たちも通してくれました。

 あとで、待合のソファーでバッグを開けて見ると、朝もらって飲まずにバッグ入れていた牛乳パックがあるではありませんか・・ドキリ!

ザルツブルク空港内のようす

 さて、ここザルツブルク空港には、7番目の格納庫と呼ばれる、ガラス張りの貝殻の形をした建物があるそうで、形も大きさもすべて異なる1754個のガラスで出来ているそうですが、見つけられませんでした。

 ザルツブルク空港14:20発のルフトハンザ航空で、フランクフルト空港15:35着に乗りましたが、乗客の中に日本人らしき人は誰もいませんでした。

フランクフルト

 ほぼ時間通りに到着したフランクフルト空港は、ザルツブルクとは違って、こちらは爽やかに晴れあがっています。

 今から次に乗るフライトまで5時間も有るので、次のフライトのゲートを確認した後、フランクフルトの街へ出ようと思っていますが、到着と出発のゲートとがずいぶん離れています。

 さて、出発ゲートの確認を終えたので、空港ターミナル1の地下にある、列車の駅に行き、そこからフランクフルト中央駅まで行く予定にしています。

 しかし、駅ホームにある自販機で切符を買おうと画面を見ても、フランクフルト中央駅(Frankfurt Hauptbahnhof)と表示されていないように思えます。

フランクフルト空港からフランクフルト中央駅までの電車の切符

 私と隣から覗き込んでいた、若い女性も分らないようすで、困っていると、ご婦人が声を掛けてくれて、私達の切符を買ってくださいました。

 買っていただいた切符には(von Frankfurt(M)Flugh.そしてnach 50)と書いてあり、その切符を若い女性にも見せてあげて、彼女も切符を買うことが出来ました。

 切符を買い終えるとすぐに列車がホームに入ってきましたが、私が若い女性に切符を見せている間に、主人が先ほどのご婦人にお礼を言って、折り鶴を渡し、たいへん喜んでいただいている姿がみえました。

カイザー通りから見たフランクフルト中央駅

 列車はSバーンの8か9で(1人4.10ユーロ)約15分くらいで、空港から3つ目の駅がフランクフルト中央駅です。

 列車を降りると、空港の駅で一緒に切符を買った、若い女性が声をかけてきて、「ブラジルから来て、今日、ここで1泊したいけれど、どこにホテルがあるか知っていますか」と聞いてきました。

 残念ながら、私たちはここでの宿泊は考えていなかったので、そういう予備知識を持っていなくて、駅にあるインフォメーションの場所だけ教えてあげました。

フランクフルト中央駅から延びるメインストリートのカイザー通り

 さて、私達がここで、限られた時間内で行ける場所はということで決めたのが、メインストリートのカイザー通りを歩いて、旧市庁舎(レーマー)を見に行く事です。

フランクフルト市庁舎前広場

 カイザー通りは一部が歩行者天国になっていて、ワインやビールを立ち飲みできるお店があったり、食事をする人達もいますが、家族連れを見かけなかったせいか、足早に通り過ぎたいような通りででした。

 それでも、写真を撮ったりして、歴史を感じる建物を見ながらレーマーを目指しますが、もっと簡単に道が分ると思っていたのが、なかなか難しくて通行人に尋ねて、ようやくたどり着きました。

 旧市庁舎はおもちゃのお家のようで、かわいい尖がり屋根の建物が並び、その前のレーマー広場には露店が出ていたりして、家族連れやカップルなど、たくさんの人では賑わっていました。

 もっとゆっくり見たかったのですが、ここへ来るまでにずいぶん時間を使っていたし、空港での再セキュリティーチェックに時間がかかっては大変と思うと、おちおち観光していられません。

 主人は「大丈夫!まだ時間はあるよ」とか言いますが、私の心配症を知っているので、写真だけ撮って早々に引き返すことにしました。

 違う道を通って帰ることにしましたが、工事中で行けなくて引き返したりしながらも、フランクフルトの町を少しでも見られて良かったです。

フランクフルト中央駅からフランクフルト空港までの電車の切符

 そして、フランクフルト中央駅に帰って来ましたが、ここでは、切符はホームではなくて、駅の構内に自販機があり、今回は自販機に空港の駅名があったので人に頼らず買えました。

 さて、ホームですが、ここの駅は大きいし、掲示板もあるんでしょうが気がつかず、そこで、ホームで待っている人に聞いたり、駅員さんに聞いたりして列車に乗り空港に着きました。

フランクフルト・マイン国際空港

 予定どおり2時間前に帰って来ましたが、考えてみると、チェックインはザルツブルクで済んでいるし、税金の還付申請も無いので慌てないで良かったのにと、後で思いました。

 町にいる時には、国際線に乗るので空港には2時間前には帰らないといけないし、空港を出る時に、セキュリティーチェックを受ける人の長い列を見ていたので、それに時間がかかるのではと思い込んでいました。

 空港のセキュリティーチェックの所に来ると、チェックを受ける人も少なく、スムーズにいくかと思いきや、係官の方が何か聞いてきますが、聞き取れず、3度めでやっと「電子機器はもっていますか?」と言っていると分り「持っていません」と答えることができました。

 主人が後で言うには、私が聞き取れないでいるので、他の係官がこちらへ来ようとしていたそうで、それに、今まで待っている人は少なかったのに結構後ろに並んでいます。

 ほっとしたところに、一難去って又一難で、今度はバッグがエックス線検査に引っかかり、係官がこっちへ来るように言っています。

 「バッグを開けなさい」と言うのでバッグのファスナーを開けて、私が「何が入っていんだろう?」とバッグの中に手を入れようとすると「触るな!」と言われ、ドキとしました。

 係官が中から水の入ったペットボトルを取り出して、今度はにこやかな顔で「これだ!」と私に見せるので「ごめんなさい、忘れてました」といいました。

 すると、「今飲むか、それとも捨てるか?」と聞かれ、本当はのどが渇いていて飲みたかったのですが、「飲みません」と言って一件落着です。

 どちらも初めての経験でドキドキだったので休憩する事に、主人はドイツも2度目で、ウインナーとビールが美味しかったそうで、今回もそれを楽しみにしていたので店を決めて席につきました。

フランクフルト空港で食べたランチの写真

 しかし、座っても忙しいのか誰も来ず、やっと声をかけて注文し、待つこと15分くらいして料理がきました。

 食べながらもいい感じを受けませんでしたが、お会計の時なって声をかけても、待てど暮らせど来てくれません。横を通るウエートレスに言ってもダメ・・・。

 そのウエートレスは隣の若い男性客達には愛想を振りまいて、お会計もしているのに・・こんな時、飛行機の時間が迫っていたらどうするんだろうとイライラです。

 食べている時間より長く待ったような気がしますが、もう一度チーフらしき人に声をかけて、それでも少し待たされましたが、やっと済ませました。

 いい気分じゃなかったけれど、いつも渡すチップの半額を渡すと、やっとにこやかな顔をしてお礼をいいました。

 そんなことも有り、フランクフルトの印象は良くなくて、もしドイツへ来るとしたら、私たちには田舎めぐりの方がいいねと意見が一致です。

日本へ、そして自宅へ

 フランクフルト(13日20:45)発 ~ANA(NH210)~成田14日(15:00)着の飛行機に乗る予定で、日本の飛行機に乗ると、乗った時点で日本に帰って来たような気分になりリラックスして、映画やドラマを楽しみながら、久しぶりの日本食が美味しいです。

 そして、無事、成田に到着しましたが、まだ、国内乗り継ぎで(乗り継ぎは初めて)大阪まで飛ぶので、スーツケースは大阪までいくものと思っていました。

 それに、ザルツブルクでチェックインの時、行き先を伊丹と言って、スーツケースのバッゲージ・タグにも伊丹と書いてあるので、ここでスーツケースを受け取るとは思いませんでした。

 でも考えたら、入国する空港で税関審査を受けるので、一度スーツケースを受けとる必要がありますね。

 無事に入国もできましたが、国内線へ移動すると看板があって、国内線手荷物の重量が一つ20キロまでと書かれています。

 ちなみに、ルフトハンザとANAは23キロまでだったので、オーバーしてないか心配で(もしオーバーしていると超過料金を取られるので)、測ると2つとも超えています。

 あわてて、恥ずかしいけれど隅っこに移動して、スーツケースを開けて、機内持ち込み用の予備のバッグをもっていたので、それに詰め替えてチェックインを受けました。

 嬉しいことに帰りもビジネスクラスの席で、(19:10)伊丹に到着、もうすぐ家に帰れます。

 最後にこの旅行の感想ですが、けんかしながらも楽しかったし、いろいろな経験ができたし、失敗もあったけれど、ステキな人達にも会えたし、本当に有意義な9日間でした。

 あと2日伸ばしてチロル地方に行ってみれば良かったですね。

 そして、次の珍道中の渡航先はニュージーランドを予定していますが、還暦をすぎた2人ですから、急に体調を崩す可能性もあって、もしも行く事が出来れば、また書こうと思っています。

 最後までつたない文を読んでいただき、ありがとうございました。

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