オーストリア旅行4日目・2012年9月9日(日)

シュテファン寺院の正面玄関

 4日目の日程は主に移動がメインになりますが、「ウィーン ⇒ ザルツブルク」の行動となります。

 今日は午前中、まだ行っていないシュテファン寺院などを見学して、時間があればウィーンの町をぶらぶら散策して、午後ウィーン西駅から列車でザルツブルクへ移動します。

 ホテルのチェックアウトの時間は12:00なので、その時間までに帰る予定で、9時ごろスーツケースは部屋に置いたまま、身軽な状態で外出しました。

シュテファン寺院

シュテファン寺院の周辺マップ

 散策できる時間が、2時間ほどと限られているので、やっぱり乗り慣れた地下鉄で、シュテファンプラッツ駅までやってきました。

 駅から地上に出るともうそこは寺院の前で、寺院の中にに入ると日曜日のミサが行われていたので、静かに少し見渡しただけで、すぐに外に出ました。

 中は暗くて、それがかえって窓のステンドグラスが鮮やかに見え、そのギャップでより厳かな感じを受けて、観光目的では何か不謹慎のような気持ちになりました。

シュテファン寺院正面やや横からの写真

 寺院の周りにはカフェや商店も多くありますが、お店は時間が早いからか、日曜日だからか、まだ開いないので、今から歩いて帰ろうという話になり地図を広げました。

 しかし、王宮に通じるグラーベン通りに行きたいのに、どの方向の道を行けば良いか?主人と私の意見が合いません。

 最後は主人の言う道を行くことにして、歩くこと10分あまり、なんか違うように思っていると、ドナウ川らしきものが見えて来ました。

 「ほ~ら、やっぱり違う!」北西方向へいくべきところが、北東方向に歩いて「地下鉄シュヴェーデンプラッツ駅」の上に来てしまいました。

 でも、この方面は飛行場からタクシーでホテルに向かう時通っただけだから(ドナウ川沿いの道を走ったのを覚えていました)、「まあいいか・・」と思い直し、それに色んな路面電車も通るし写真でも撮ってから、地下鉄で帰ろうと話し合いました。

リンク・トラム(黄色い路面電車)

観光用の路面電車

 しばらく写真を撮ったりしていると、黄色い停留所マークに気づき、近づいてみると、乗れないかも?と諦めていたリンク・トラム(黄色い一両だけの観光客用の路面電車)の駅の表示です。

 時刻表を見ると、ラッキーなことに、もうすぐトラムが来る時間で、「これは絶対乗らないと」とあちらこちらとチケット売り場を探しますが見つかりません。

 3~4人いらした観光客の人に聞いても、だぁれも知らなくて、「車内で買えるでしょう」とみなさん悠然としたものです。

 私達には限られた時間しかないので、「切符のない人は何処そこで買って次のに乗ってください」なんて言われても、「じゃぁ、次のに乗ろう」なんて言えませんから・・。

リンク・トラムのパンフレットとチケット

 何だかんだと心配しましたが、チケットは親しみやすそうな車掌さんから買って、リンク・トラムに乗れました(笑)(1人一周7ユーロ)です。

 車掌さんに「一周?」と聞かれて、とっさにホテルに近い駅の名前が出てこなかったので一周のチケットを買いました。

 時間がかかるようなら途中下車することにし、イヤホーンで建物などの説明を、日本語で聞きながらの乗車になります。

リンク・トラムの車体の横に付けてある看板

 市内の中心のシュテファン寺院から1~1.5Kmのリンク上を走るので、よく歩いた所を走るので「ここに来たね・・ここも見たね・・」とウィーン最後の思い出に浸るのに丁度よい乗り物でした。

 

 乗ることを諦めていた乗り物に、乗ることが出来てうれしかったしたし、一周しても20分ほどだったので、時間的に余裕もあり、ホテルまで歩いて帰りました。

ウィーン西駅 ⇒ ザルツブルク中央駅

 さて、チェックアウトですが、テレビの請求は・・もちろん、ありませんし、ホテルのスッタッフの人が「タクシーを呼びましょうか?」と聞いてくれましたが「NO,Thank You]と断りました。

 スーツケースを持っての地下鉄移動はたいへんと考えがちですが、乗り換えがあっても、車内はたいていは空いていますし、タクシーに乗るほどの距離でも無いので、大丈夫です。

ウィーンからザルツブルクまでのeチケット

 ウィーン西駅に着きましたが、ここで、日本で予約購入した、ウィーン西駅からザルツブルク中央駅までのセカンドクラスのチケットを、ファーストクラスに変えようと思っています。

 それで、チケット売り場に行ってクラスの変更を頼むと「ここはチケットを売るところで、変更は出来ない」と断られてしまいました。

 しかたがないと諦めて、予約のまま2クラスに乗ることにし、もうお昼の時間なので、何かを買って列車に乗り込むことにしました。

 駅にハンバーガーかホットドックのような物は無いかとフードコートに行くと、お寿司とかいろいろなファーストフードもあって買いたかったのですが、どの店も人がいっぱいで、レジには長蛇の列です。

ウィーン西駅で買った飲み物

 時間も気になっていたし、まだ昨日買ったぶどうもあったし、おかしもあったので、人の少ないお店でパンとジュースを買って乗り込みました。

 ウィーン西駅(12:44)発 ⇒ ザルツブルク中央駅(15:49)着(2人2クラス38ユーロ)3時間も乗るのにこの値段で、とても驚きの安さで、ファーストクラスでもそんなに高くありません。

 国鉄に要望を出すとすれば、列車とホームの段差を無くしてほしい・・・思いスーツケースの上げ下ろしは、特に女性では結構きついものがあります。

 列車に乗ってスーツケースをどこに置こうか迷ったのですが、自転車を載せるところに置いていると、車掌さんが来て「そこは自転車置き場なので、向かい合わせになっている座席の隙間にいれてください」と言われ、そのようにしました。

 座席は固定で、日本のように進行方向に座席を変えたりは出来ませんが、背もたれはある程度倒れているので、前後の座席の間がカタカナの「ハ」字になっていて、その間にスーツケースをいれます。

 それに、2クラスで十分で、ゆったりと向かい合わせの4人掛けを2人で座り、クッションも悪くないし、背もたれもほどよくカーブしているので、腰も痛く無く、スーツケースにも目が届くので安心です。

 今回、この列車に乗るにあたり、スペインの高速鉄道(AVE)に乗った時、スーツケースは車両の外の通路にある、荷物置きにおくようになっていたので、オーストリアもそうならどうしようと思っていたんです。

 息子が「自転車のチェーンを持って行って2つのスーツケースを繋げていれば、盗難にあう確率はずーと少なくなる」と言うので持ってきていましたが、今回は必要なかったです。

 ウィーンを出ると、美しい田園風景が広がり、どの家もお花を庭やベランダに飾って、きれいでかわいくて、国民性がそうさせるのか、それとも、国をあげて取り組んでいるのか?素敵な国です。

 2時間も走ると湖が見えてきて、湖ではセーリングを楽しむ多くのヨットが浮かんび、海の無いこの国の人にとって大きな湖は特別な思い入れがあるんじゃないかと感じられます。

ザルツブルク近くの湖水地方の列車からの風景

 そして、山もだんだん高く、険しさを増していて、山と湖、ななめ後ろの男性も盛んにカメラのシャッタァーを押していますが、ここは湖水地方に入るのでしょうか?・・もうすぐザルツブルグです。

 さて、ホームに降り立ちエレベーターにのろうとすると、私達と同じように大きなスーツケースを持っている、「日本人」らしき2人の女性といっしょになり、「こんにちは」と声を掛けると、やはり日本人です。

 しかも、1人のお嬢さんが「今朝、シュテファン寺院にいらっしゃいませんでしたか?」と言われ「行きました」と言うと「やっぱり・・寺院の中でお見かけしました」と言われてびっくり。

 彼女たちは4泊6日の駆け足旅だそうですが、「若いから大丈夫」と声を掛け別れましたが、オーストリアに来て初めて日本人と会ったのがこの時です。

ホテル探し

 私達の泊まるホテル「シェラトン・ザルツブルク」までは、駅から下調べのした所、そんなに遠く離れていないので、スーツケースを引っ張りながら、歩いて行くことにしました。

ザルツブルク市の全体マップ

 Googlマップでだいたいの場所は把握してきていますし、簡単な地図も描いてきていたので、すぐに見つかると思っていました。

 描いて来た地図のとおりにガードをくぐり、歩いてきましたが、ガードは工事中だし、道路はガタガタになり、周りはアパートが立ち並び、なんか違います。

 ちょうど車から降りる家族連れがいたので尋ねると、英語が話せない様子でしたが、ホテル名は分ってもらえたようで、ジェスチャーで教えてくれました。

 それで、引き返して行こうとすると、さっきの人から聞いたのでしょう、建物の中から男性が飛び出してきて、違う道を教えてくれました。

 たぶん、男性は先ほどの人達が英語を話せないので、間違った道を私達に教えたと思ったのでしょうが、ご親切にありがとうございました。

 言われたように、再びガードをくぐり直し、駅から続く太い道との交差点に帰ってきましたが、ここでホテルの標識が出ているのに気がつきました。

 それを見ると、男性が教えてくれた道は「シェラトン」ではなく「ヒルトン」の間違いで、家族連れの人が教えてくれた道のほうが合っていました。

 

 駅から来た道をもう少し行くと、またガードをくぐるようになっていて、これが、地図にある本当のガードで、その先にはロータリーの交差点もあって間違いありません。

 今度こそ、すぐホテルが見つかると思いましたが、シェラトンの建物もそれらしき看板も、この道路沿いには、見つけることが出来ません。

 ちょっと疲れてきたので、やっぱり人に聞こうということなり、私が若い女性に聞いているとき、隣にいらした犬を連れたご婦人が、「あそこですよ」と指差し教えてくれました。

 私の勘違いで、太い道路沿いにあると思っていたのが、太い道路から少し右手に入り、建物自体は左手の奥にあったので、太い道路から見えなかったのです。

 こんなにホテルを探すのに苦労するとは、想像もしていなくて、日差しも強くて、ちょっと疲れました。

シェラトン・ザルツブルク

ホテル・シェラトン・ザルツブルク予約のコピー

 ようやく、ホテル(5つ星ホテルのシェラトン・ザルツブルク)に着き、チェックインも済ませ部屋に案内してもらって、やれやれです。

 さっそく部屋のチェックですが、バスタブはどうかな?・・深さもいいし清潔で、シャワールームと浴槽が別々にあって、身体をシャワールムで洗って、浴槽ではお湯に浸かるだけに使用できるのが、うれしい~。

 部屋の広さは普通くらいで、スーツケースを2つ広げられるのでオーケーだし、テレビは薄型で、そう古くはなさそうなので一安心です。

 このホテルにした理由が、ザルツブルク中央駅にも旧市内にも、ほどよい距離にあることなので、来る時は迷ったから遠く感じたけれど10分くらいで駅まで行けそうです。

ザルツブルク中央駅のバス乗り場の確認

 今から、ハルシュタット(9月11日)へ行く時に乗る、バスの乗り場の下見に、ザルツブルク中央駅へ行って、帰りに夕食をとることにします。

 ウィーンでは感じなかったことですが、ホテルを出てしばらく駅よりに歩いて行くと、観光地とは違う道のごみとかが目に付くようになり、駅前のファーストフード店とかも若者のたまり場のようです。

 駅前のバスターミナルにはたくさんの路線の乗り場が有りますが、ハルシュタット方面(バード・イシュル)へ行くバス亭はすぐ分りました。

 チケット売り場も確認しておこうと探しましたが、乗り場に自動販売機はあるには有りますが、どれも近郊行きの切符のようで、バード・イシュル行きは無いようです。

 駅舎内にあるインフォメーションは、列車関係のものしかないので(他のインフォメーションは気がつかなかった)、チケットは当日運転手さんから買うことにして、これから食事をする事にしました。

ザルツブルクの一日目の夕食の写真

 この周辺はゴミゴミした感じで食べる気にならないので、ホテル近くにあった、他のホテルのレストランがいい感じだったのでそこへ行くことにしました。

 レストランの名前はドイツ語なので読めませんでしたが、夜にはキャンドルが燈り、雰囲気のあるレストランのテラスで食べることにしました。

シェラトンホテル近くのホテルのレストランの入り口

 席に着き、何にしようか迷った挙句、私は、あまりお腹がすいていなかったので、野菜サラダとチキンとポークにパンと何やら書いてあったので、これを(12ユーロ)。

 主人は「お腹がすいてる」と言うので目に付いた、ローストビーフ(17.90ユーロ)とビールにワインを頼みました。

 主人の料理は、想像した通りのお肉とポテト、私のは野菜サラダは想像通り、でもパンがこんなに固いとは思いませんでした。

 だって、ヴァッハウの遊覧船のサンドイッチは美味しかったもの・・。サラダを半分ほどとパンを一口食べて残しました。

 チェックを頼むと私がたくさん残しているのを見て、ウエートレスさんが「料理が美味しくなかったのか?」と聞くので「そうです」ともいえず「お腹がいっぱいで・・」と答えました。

 帰国してから息子にそのことを言うと「あたりまえや~そんな時はパックをもらって持って帰るのが普通で、食べずにたくさん残すと、美味しくなかったという意味になります」と教えられました。

 日本人にはちょっと恥ずかしい行為だと思いますが、そういう意味になるなら「今度から、パックを貰ってテイクアウトしま~す」。

 ホテルへ帰る前にスーパーでお水を買っておきたかったので、ホテルを通り過ぎて探しに行くことに・・、程なく見つけられたのですが日曜日でお休みです。

 ぶらぶら帰ろうとしたら、電気のついた3方がガラス張りの、小さな建物の中に自販機が並んでいるのを見つけたので、ドアを押して入ろうとすると、鍵がかかっています。

 周りを調べているうちに、中に人がいてジュースを買っているのが見えたので、その人が出てきたら入れると思っていると、その人は地下へと降りていって居なくなり、結局買えませんでしたが、未だにどこが入り口だったのか不思議です。

 しかたなく、ホテルへ帰ることにして歩き始めると、主人が、木がうっそうと茂った薄暗い公園を指差し「ここを横切って帰ったほうが近いよ」と言うんです。

 私も、この公園の向こうにホテルの建物が見えているので、公園を通ったほうが近道なのはよくわかるけれど、今回は「ダメ!」息子からも「明るいメインストリートを歩くように」と言われています。

 本当は「暗くなったら出かけないように!」と言われてるくらいなのに・・・アルコールが入ると気が大きくなってすぐ忠告を忘れます。

 今日も一日無事で、そして楽しく過ごせました。

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